うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

さいきんのオーディオ事情

2012年09月15日 | 家電

CDを買い始めてからまたオーディオ・セットで音楽を聴くようになった。
それまではご多分に漏れず、携帯プレーヤーでばかり聞いていた。移動中聞くことがくせのようになっていたが、だんだん飽きてきて、しばらくは持ち歩かずにいたら、自然と家でCDをかけるようになってきた。

以前、15,6年ほど前まではオーディオに凝っていて、単品のコンポをそろえていた。既にピーク時は過ぎていたが、まだ名門メーカーも元気だったし、製品も多かった。
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今年民事再生法を申請して、上場廃止になってしまったサンスイのアンプ(α607XR)は、比較的安価なものでもきれいな音を出してくれた。アンプは今も持っているが、ちょっとガリが出ていて、休眠中だ。
スピーカーはリビングにあるが、使うのは年に数回という感じ(テレビのスピーカーで用が足りるので)。CDプレーヤーは壊れた。チューナーも片側の音が出ず、そのままになっている。
MDは知る人ぞ知るTEACのMD-10という、同社の初号機で、今見てもかっこいいスタイル。一応今でも使える。
DATはパイオニアの普及版。エアチェックしたものがいくつもあるが、もうダメかも。
カセットはソニーの、ESシリーズで最後まで残ったTC-KA3ESというもの。3ヘッドとか、クローズドループ・デュアルキャプスタン、3ポイントキャリブレーション、ドルビーS NRやらドルビーHX-PROやらと、今の人が聞いてもよくわからない?特徴を備えていた。6年前にオーバーホールしたが、もう何年も使っていない。

今使っているのは書斎にある小さなセットだ。
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 まだメインのシステムを使っている頃、こちらはAMラジオなんかも時々聞きながら、BGMとして聞ければいいや、というつもりで買ったものだ。メインのシステムを片付けてしまったので、CDを聞けるのは基本的にこれだけになった。うちではまだMDもたくさんあるので、一体型のこのシステムは貴重だ。

 ご覧のように部屋のかなり高いところ、本棚の上に設置している。文字通りブックシェルフ・コンポである。音は部屋全体に拡散し、スピーカーの音を直接聞くことはない。マニアが聞いたら色々言いたいこともあるだろうが、意外と音は悪くない。設置場所が良かったようだ。
写真でも少しわかるが、カラーボードのベースを針金で止めて、鴨居に取り付けたヒートンに縛り付けている。昨年3月の地震にも耐えたが、鴨居のへぎが逆に少し曲がってしまった。

 昔のコンポばかりで、ぜんぜん今のオーディオ事情にならないが、CDを買い始めた頃に、そういえばさいきんのオーディオはどうなんだろうと考えて、少し量販店などに行ったりしたのだ。フルサイズ機はそれなりにあるが、むしろ小さいセットコンポあたりはだいぶ縮小されたようだ。セパレート式のカセットやMD、チューナーなどをそろえたセットはもうどこにもないようだ。わずかにオンキヨー、ビクター辺りが気を吐いているという感じ。

 PCオーディオという言葉を知ったのはわりと最近のことで、それも日経電子版の経済記事から知った。書店に行くといくつか入門書が並んでいるので、買ってみた。
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USBで音源を取り込むやつは、どこかにしまい込んであると思うが、どうだったかな。
CDというのは不思議なメディアムで、いつも音質で批判を受け、それを改良したと称するメディアが出るのだが、結局30年間生き残っているのはCDだ。今回もCDを超える音質など言って耳目を集めようとしているが、どうなのかなあ・・。

コメント
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