
母校に用事があって、久しぶりに訪れた。
ほんとうは会合で友人と合流して飲む予定だったのだが、ご家庭の事情で流れてしまった。
数年前に同じ会合に出たときは何人か知り合いもいたのだが、今回は知らない人ばかり。とにかくその場をやり過ごして、一人帰宅した。

いちおう学内を歩き回って、昔の記憶をたどってみた。
少年時代はともかく、ある時期からの自分の記憶には思い出したくないような事もいくつかあり、それ故か記憶が抜け落ちている時期もある。
これらは全て自分だけの問題であり、母校や友人たちには何の罪もない。
ただ、同時代の仲間たちと話していると、なんというか・色々な思いに引き込まれてしまうこともある。
まあ、誰にでもあることなのだろうけど。

別の時には、今の世の中(戦争だとか日本の経済だとか環境だとか)や、自分の身の回り(あれとかこれとか)の事を思い、昔はすべてうまく行ってたのにな、と思うこともある。
ビートルズの歌みたいだな。

まあとにかく。
ひとりでやってきて、2,3言葉を交わして、それで帰ってきた。
まるでそれに合わせたように、陽気もなんだか浮世離れした一日だった。

フォローさせていただいたブロガーの方に教わった、例の遺構。
ウルトラセブンが怪獣と戦って壊しちゃったやつです。

中はこんな感じだったんですよ。
(2008年1月)