相変わらずゴジラ関連の記事になってしまうが、今回は聖地巡礼ということで、蒲田駅付近を歩いてみました。
その前に、前回引用した日経ビジネスの記事ですが、こちらのサイトの作者の方が、これはいわゆるパクリではないか、と問題提起されています。
このブロマガさんの記事は、僕が最初に映画を見たあと、ウェブで検索したときに最初に参照した記事でした。ので、日経ビジネスの記事を読んだとき、なんとなく似ているなあ、と思ってはいたのですが、きっとこのブロマガさんの説がが定説となりつつあるのだろう、と理解していました。そうですか。ふむふむ。。
ただ、ブロマガさんの記事には西新橋から東京駅に達するまでの記述がなく、松本氏の記事と僕が漠然と考えていた見解が一致したことで、我が意を得たり、みたいに思っていたのですが。まさか頭の中をのぞかれたかな?
いずれにしてもこういうのは単なる遊びですし(それもその付近の地理に明るくないと面白くない)、正解というのはありませんから。考察をしていくうちに、製作者の思考過程が分かってきて改めて感心する、という楽しみ方なわけで。。
閑話休題。
土曜日は習い事に行くつもりだったのですが、あろうことか「菜食」の記事を朝書いているうちについ遅くなってしまい、出かけはしたもののこんな時間に登校するなんて先生に失礼だ、と思い直して、その足で蒲田に行ってしまったのでした。何やってんだか。
JR蒲田駅前から出発します。
JR蒲田はずっと昔、東急線側にあった会計の学校に、カリキュラムの関係で数回通ったことがありましたが、こちら側に降りたことはなかったな。
この日は警察のパレードをやっていました(実は帰りがけに撮ったので、時間的には前後していますが)。
この付近でロケが行われたようです。
まっすぐ歩くと、商店街を経て京急蒲田駅に着きます。この駅は数回利用したことがあり、直近では5月に来ています。ので、もう知っていますが、改装工事で昔とはすっかり面目を一新していますね。
ここに大田区の観光案内所があります。
地元でロケが行われたので、やはり商店街としても応援したくなるところでしょう。
ここを訪ねたのは、これが見たかったから。
ウェブなどでよく紹介されている、職員の方が作成されたという「未知の巨大生物の移動ルート」。
配布はしていないが、写真撮影はOK、というのは記事で読みましたが、ここにきてその意味が分かりました。コピーを配ってはいないけど、スマホなどで撮影して各自利用してくださいという意図のようでした。
あやめ橋付近から上陸し、JR蒲田駅近くの交差点を右折したとあります。
最初に掲げたブロマガさんや、日経の記事では、あやめ橋からすぐに右折し、東邦医大方面に向かったという説をとっています。
駅前の道は狭いのですが、こちらは2車線にしては歩道もあってかなり幅の広い通りです。
少し品川方面に歩いてみたのですが、環七に出るまでもかなり距離があり、きりがないので途中まで歩いて引き返しました。
一応今回の目的地を、「ねこ病院」としました。
京急が呑川を超えるところ。ゴジラに破壊された後、突貫工事で修復して、今は周辺を仕上げているようです(違うってば)。
呑川は幅25~30mくらいでしょうか。僕は内陸育ちなので、ボートが留めてあるのが物珍しい。
産業道路を超えると、お目当ての建物が見えてきます。
映画とはアスペクト比が違いますが、ここからゴジラが遡上してくるシーンがありました。
パンフレットより。ゴジラ(第二形態。通称蒲田君)がボートを蹴散らし、橋を壊しながら遡上しています。
これは怖い。本当にこんなシーンに出会ったら、腰が抜けそうですね。
この看板が印象的です。スクリーンでも目立つので、本当にねこ専門の病院があるのかと思ったりしました。
実際にはここはクリーニング屋さんです。
これもネット上では有名ですが、ジャックとサリーは庵野監督のペットの名前らしいです。
ちなみに、建物手前の駐車スペースに留めてあるワゴン車や軽自動車は、映画でもほぼそのままの配置で映っています。右手前の銀色の車もそうですね。
非常に細かいことですが、映画では右手前の電柱に看板があり、「(株)神田鉄工所 →この先」とあるのですが、現実にはありません。ロケより後で撤去されたのか、それとも初めからなくて、映像を加工してそうしたのか。おそらく後者ではないかと思いますが、だとするとずいぶん芸が細かいですね。。
9/19追記:鉄工所自体は近くに実在するようです。ので、看板は撮影時にはあって、のちに外されたか、または見逃したのかもしれません。。
蒲田付近、同じように聖地巡礼をしている人たちがたくさんいるのかな、と思っていましたが、駅前にはいなかった(観光案内所には同好の方が何組かいました)。でもここでは、若い夫婦らしき人たちが、やはり看板に向かってスマホを向けていました。。
この後環八方面まで歩いて、京急線で戻りました。この日はかなり暑くて、ちょっとくたびれてしまい、予定していた北品川付近の探索は中止して帰りました。。
というわけでした。