秋に美味しいメヒカリ。
水深200〜300mにいる深海魚で底引き網漁です。
本名はアオメエソ。
あだ名の由来は、緑色の目がキラリと光るから目光。
初めて食べたのは港近くの定食屋さん、近所の市場でも沢山売られていました。
フライで頂きましたが、身が柔らかで骨まで食べられる白身が美味。
傷みやすいという事で、当時は東京ではあまり見かけませんでしたが、今では都内のスーパーでも見かけるようになりました。
サイズも小ぶりで10cm前後、下処理もあまり無いので調理もしやすい。
先日も、市場でふくよかなメヒカリを見つけたからと、わざわざ一夜干しにして届けてくれた友人がいました。
炙りも美味しいですが、良い塩梅の干し加減なので天麩羅も楽しみました。
庭から酢橘をもいできてさっと絞り、粗塩で熱々をいただく。白身の香りが立ち、柔らかな身がホロリとほどけます。
骨ごと頂けるのでカルシウムもたっぷり。
ちなみにカルシウムはビタミンCと一緒に摂取すると効率よく体に吸収できます。