Lezione di Opera di Giovanni Bietti
ジョヴァンニ・ビエッティ氏の「オペラ・レッスン」に通いだして1年以上になる。
毎回は行けないが、面白い出しもの時は絶対行くようにしている。かなり面白い。
ローマのオペラ座のプログラムの一つで、1年に10回程度、オペラ座での演目の始まる2週間程度前から数日前のタイミングで行われるレクチャーである。
このタイミングがなかなかいい。
このレクチャーを聞いてからオペラを観に行く方が、はるかに面白くなる。
主要なオペラが行われるのはオペラ座、正式名称コスタンツィ劇場だが、そこからすぐのところにこじんまりしたナツィオナーレ劇場というのがあり、小さな催しに使われている。
その劇場で、平日の夜のこともあるが、たいてい日曜日の午前中に、1時間半から1時間45分くらい、休憩なしで行われる。
ぶっ通しなので、ちょっと眠くなる時もないことはないが、行くだけの価値あり。
映像はないが、若干の録音を使い、ピアノのアドリブが多数入るオペラについての解説。
当然イタリア語がわからないと理解できないし、専門用語も多いのではあるが、時代背景も含み、目からウロコ、という内容が次々に出てくる。
おじさま、おばさまが多い中、若い人も結構来ていて、メモを熱心にとっている人が割といる。
専門家にとってもかなり充実した内容なのだろう。
さて、このマエストロ、ビエッティ氏、かなり素晴らしい人物である。
ピアニストでもあり、作曲家でもあり、音楽研究家でもある。クラシック、オペラ、なんでも来い。
イタリア国営放送ラジオRAI3に「ミュージック・レッスン」という番組があり、クラシック・ファンには隠れた人気なのだが、その番組にも出演していて、担当している音楽のマエストロの一人である。
という多才なビエッティ氏、音楽関係の本も多数出版しているので、本も書く人なのであるが、実はなんと、ワインの本まで書いている。
つまり、音楽の専門家であるだけではなく、実はワインの専門家でもあるというわけ。
ただし、彼が書いているワインの本は、自然派に関してのものなので、若干マイナー。
しかし、かなりよく書けている。ソムリエどうこうではなく、自然なものを飲みたい、という純粋な気持ちが表れた、とても良い本、私の愛読書の一つである。
私はワインの本の方から入ったので、あの人とこの人が同一人物???と最初は思ったが、まあ、世の中にはマルチな人は多数いるわけで、今はビエッティ氏の才能に納得。
ということで、突然、オペラ座~から、自然派ワイン~へ行ってしまうのである。
で、今回の出し物は「椿姫」。ほぼ満席。
演目内容を書いたコピーも配布される。
オペラ座ではあさってから。
ジョヴァンニ・ビエッティ氏の「オペラ・レッスン」に通いだして1年以上になる。
毎回は行けないが、面白い出しもの時は絶対行くようにしている。かなり面白い。
ローマのオペラ座のプログラムの一つで、1年に10回程度、オペラ座での演目の始まる2週間程度前から数日前のタイミングで行われるレクチャーである。
このタイミングがなかなかいい。
このレクチャーを聞いてからオペラを観に行く方が、はるかに面白くなる。
主要なオペラが行われるのはオペラ座、正式名称コスタンツィ劇場だが、そこからすぐのところにこじんまりしたナツィオナーレ劇場というのがあり、小さな催しに使われている。
その劇場で、平日の夜のこともあるが、たいてい日曜日の午前中に、1時間半から1時間45分くらい、休憩なしで行われる。
ぶっ通しなので、ちょっと眠くなる時もないことはないが、行くだけの価値あり。
映像はないが、若干の録音を使い、ピアノのアドリブが多数入るオペラについての解説。
当然イタリア語がわからないと理解できないし、専門用語も多いのではあるが、時代背景も含み、目からウロコ、という内容が次々に出てくる。
おじさま、おばさまが多い中、若い人も結構来ていて、メモを熱心にとっている人が割といる。
専門家にとってもかなり充実した内容なのだろう。
さて、このマエストロ、ビエッティ氏、かなり素晴らしい人物である。
ピアニストでもあり、作曲家でもあり、音楽研究家でもある。クラシック、オペラ、なんでも来い。
イタリア国営放送ラジオRAI3に「ミュージック・レッスン」という番組があり、クラシック・ファンには隠れた人気なのだが、その番組にも出演していて、担当している音楽のマエストロの一人である。
という多才なビエッティ氏、音楽関係の本も多数出版しているので、本も書く人なのであるが、実はなんと、ワインの本まで書いている。
つまり、音楽の専門家であるだけではなく、実はワインの専門家でもあるというわけ。
ただし、彼が書いているワインの本は、自然派に関してのものなので、若干マイナー。
しかし、かなりよく書けている。ソムリエどうこうではなく、自然なものを飲みたい、という純粋な気持ちが表れた、とても良い本、私の愛読書の一つである。
私はワインの本の方から入ったので、あの人とこの人が同一人物???と最初は思ったが、まあ、世の中にはマルチな人は多数いるわけで、今はビエッティ氏の才能に納得。
ということで、突然、オペラ座~から、自然派ワイン~へ行ってしまうのである。
で、今回の出し物は「椿姫」。ほぼ満席。
演目内容を書いたコピーも配布される。
オペラ座ではあさってから。