(写真は出雲大社。)
記録だけ 2007年度 72冊目
『定本 柳田國男集 第四巻』の中の、『妖怪談義』
著者 柳田國男
筑摩書房
昭和43年9月21日
508ページ(うち 151ページ) 980円
夫の書斎で見つけた、柳田國男氏の『定本 柳田國男集 第四巻』の中の、『妖怪談義』を読む。
宮田登氏の『妖怪の民俗学』『正月のハレの日の民俗学』と併読。
宮田登氏の『妖怪の民俗学』とは基本の考え方は似ているが、実際には異なる。
『妖怪』について、違った学者の考えを同時に読むのは面白かった。
柳田國男氏の『妖怪談義』はもう少し取っ組みにくいか・・・と思っていたが、結構溶け込める。
最後には漫画家 水木しげる氏で有名な『ベトべトサン』や『イッタンモメン』などの『妖怪名彙』も載せられていた。
若い頃、趣味で 定本 柳田國男集をほとんど読んでる夫。今回は少し見直したかも・・・それにしても こんなに立派な本が980円だなんて・・・昔は本が安かったんだ・・・・・・