乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

京都 陶器まつり  (五条坂)

2007-08-19 | お出かけ

(この日はわざとカメラを持っていきませんでしたので、携帯電話で写しました・・・)

 

 

  京都 陶器まつり

 

 

 先日 子どもと、『フィラデルフィア美術館展』、『ナスカ展』、『陶器まつり』に行った。

 

 私たちが行った8月8日。五条にある若宮八幡宮の神輿巡行は、午前中(10時)に行われたらしい。

 五条坂の石の道標を左手に進み、若宮八幡宮に入っていくと、写真のような神輿がおかれていた。

 神輿は屋根の上の四方には立派な陶器の皿。みこしの胴?や囲いの周りにも 少し小さな皿が 複数枚(かなり多く)飾られている。陶器祭らしさを感じさせてくれる、味わい深いものであった。

 神輿は午前中の大役を終え、若宮八幡宮の所定の位置に 鎮座していた。

 

 

 五条坂は清水焼発祥 及び清水焼伝統の地。

 五条坂の陶器まつり。元はといえば、近くの大谷本廟(西大谷)へ墓参りに行く人が多く(私のさかのぼる先祖も・・・)、陶器店の前を通る。

「これはチャンス到来。見逃すわけには いかないぞ・・・」

てな商売人根性で、一級品として出せないものを陶器市で売り出したのが始まり。いわゆる糸偏(例えば反物)のB反市のような感じ。陶器まつりの方は伝統ある五条阪で、いつしか夏の風物詩となったのでありましょう・・・。 

 

 

 私たちは 五条阪の陶器まつりをみた後、二条阪を歩く。祭の余韻も手伝ってか、

『日本の石畳も また良し・・・』

などと、おつな趣を感じながら、観光客になりきって

『はてさて、京都を楽しむぞ・・・』

と逸る心を押さえながら、炎天下、惜しげもなく照り返す石の上を、憎々しげに踏みしめていた。

 

 

 二条阪から 同じく石畳の祇園をぶらついた後、四条大橋の近くのロシア料理店『キエフ』でゆっくりと食事を楽しむ。

 ロシアビールが喉を潤す。

 子どもが、

「卒業前には、一ヶ月ほどロシアに行くわ・・・」

と、ノーテンキなことをのたまう。

 ロシアといえば、『オペラ』『バレエ』・・・

『あなたより、私が行きたいのよ!』

と、内心、複雑な心境に囚われた私・・・

『まぁ、私ったら・・・大人げの無いことだこと・・・』

 

 

 

コメント (8)
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