(写真はエスファハーンのアバーシィーホテルのお食事。イランのいろいろなお料理を、バイキング形式で好きなだけ楽しめるのが魅力。2007年は三日連続、2008年は一度だけ このレストランで楽しんだ。
アバーシィーホテルはエスファハーンでは、元キャラバンサライを利用した 有名なホテル。
屋外を利用したイランの庭を楽しめるレストラン二つとチャイが人気。)
今日、農家のおじさんがブロッコリーを持ってきて下さった。
いつもお野菜をいただいている 歴史の小説を書かれている方とは、また別の方だ。
「ブロッコリーがようけい とれたさかい 食べて下さい。」
みると 袋が大きい。
ブロッコリーが十五個あるという。
「乱鳥さん、これで何かつくって下さいな。」
わたしはいつものように力をこめて返事をする。
とても嬉しいのだ。
「ブロッコリーのオムレツ、つくらせていただきますね^^。明日、行かせていただきます。」
わたしは、丁重に礼を述べ、一旦 おじさんと別れた。
ブロッコリーは 下処理に時間がかかった。
それはそうだ。
十五個も頂戴したのだから・・・。
蕾部分だけでなく、太い軸、葉茎に至るまでゆであげた。
軸の部分は、結構いろいろな料理に使える。
葉茎は細かく刻んで餃子や豚まん、パンの具材として活用。
堅い部分と皮以外は、捨てるところがない。
何しろ、無農薬野菜なのだから・・・。
さてさて、ブロッコリーのオムレツは、ほうれん草のオムレツの応用。
大量に使用できるのが、魅力。
元々 ほうれん草のオムレツは、京都のイタリア・スパゲティの見せ『フクムラ』に家族と度々通っていた頃、作り方を聞き出した一品だ。
ほうれん草のオムレツの作り方は次の要領。
1 ほうれん草を湯で、固く絞り刻む。
2 バター、チーズ、卵(かなり多め)、こしょう適宜、コンソメ、他好みの香辛料などを混ぜ合わせる。
3 型にバターを塗り、2を半分入れる。
4 ゆで卵に薄く小麦粉をまぶし、3にねじ入れる。
5 残りの2を入れ、空気を抜く。
6 低温でいい匂いがするまで焼く。乱鳥の経験殻、途中下火にする方が良い。
7 さまして一日起き、味を馴染ませる。
1~7という簡単な料理だが、チーズを多めにすると、結構美味しい。
この1~7のほうれん草の部分をブロッコリーに変えるというわけだ。
農家のおじさんのおうちと我が家の二件分で 正方形パイレックス容器二つを焼いても、十五個のブロッコリーは使い切れない。
残ったブロッコリーは、明日お渡しする間際に 胡麻和えでもしよう。
さて、乱鳥のブロッコリーのオムレツと胡麻和えは、奈良でお知り合いになった農家のおじさま家族のお口に合うかどうか・・・。
考えると、今晩から楽しみである。
そろそろあらねつもとれたようなので、そろそろ冷蔵庫に移しておこうかな・・・。
え?
太い茎と葉軸はどうしたかですって?
我が家の冷凍室に、いくつかに小分けして保存しました。
乱鳥、毎日 しっかり節約、しっかり主婦しておりまする・・・★^^★