23日、映画『おくりびと』がアカデミー賞受賞。
「おめでとうございます。」
などといった乱鳥らしからぬことばは抜きにしよう。
ただ、私は以前から邦画と中国映画、重厚さ限定の韓国映画が好きだ。
緒方拳が亡くなられ、楽しみの減ったとはいえ、日本映画は元来好きで 今も時々は見る。
『おくりびと』は元々家族と約束していた映画だった。
ところが今回の受賞。
へそのまがった乱鳥は、出鼻をくじかれた。
恥ずかしさをこらえて、前から約束していた24日に映画館に向かった。
映画館はいつになくいっぱい。
キップ売り場前は殺気立っていた。
夫婦で長蛇の列の後に続く。
順番が近づいてきた。
そうして、私の4人ほど前で、キップは完売。
開演40分前のことであった。
300席足らずの小さな劇場で一回だけ上映。
アカデミー賞受賞では、対応できないだろう・・・。(笑み)
駆け寄る 何処かのご老人は、
「今日は、ないんか?明日はあるんかい?」
と 詰め寄った。
私たちは映画館の前にあるスーパーで、安売りの肉と 大衆魚のつくりを購入。
スーパーSの 火曜市大売り出し日だった。
かくして私たちは ほどよい散歩長さのを楽しむことができた。
今回の受賞にあたり、すでに経済効果が現れ始めている。
また、この映画は風習や日本文化も織り込まれていると、いつも読みに行くブログに書かれていた。
加えて 私の好きな山形(の酒田)が舞台とあっては、DVDであれ劇場であれ、見ないわけにはいかない。
本来25日に行きたいところだが、家族は今日から2,3日、仕事で忙しい。
朝早く 年中行事のように仕事に出かけた家族をおいて、ひとりで見に行くのも 気が引ける。
そんなこんなで動きがとれず、今日も本を楽しんでいた。
まぁ、こんなものかな^^
いつもながら、ドジな わ・た・し。