( ペルセポリスは去年と一昨年に三日ずつ行く。
家族は全日程ペルセポリスの中で忙しそうに仕事。
私は一昨年に中はかなり見回っていたので、去年行った内の一日はペルセポリスの外側を一人で歩き回っていた。
ペルセポリスの外側を歩き回っている物好きな人間は、その日は私一人きり。
遺跡の特徴がペルセポリスの外にも、顕著な形で認められる。
また今回紹介した写真のような住居跡もあり、心ときめく。
私は上のような写真を何に使うあてもなく、馬鹿ほど摂ってきた。
ペルセポリスに添って随分奥まで歩いていくと、山羊の糞などが見つかる。
山に住むイラン民俗の生活道がペルセポリスのすぐ左横にもあるんだ。
ペルセポリスの左側にそびえ立つ山を登る。
岩はごろごろとして、足場が悪い。
丁寧に観ていると、ペルセポリスの特徴を持つ削る賭けのものがいくつか見つかる。
私は、子供心にかえる。
まるで探検ごっこだ。
これだから、一人歩きは好き。
人から見ればたわいないことかも知れないが、自分なりの発見が多い。
思い出は、一生の宝だ。
今回『本多勝一の こんなものを食べてきた!』(小学生の頃)を読んで、何故かしら ふとイランを思い出す。
写真はイランのペルセポリス。 )
記録だけ
2009年度 20冊目
『本多勝一の こんなものを食べてきた!』
(小学生の頃)
本多勝一 原案
堀田あきお&佳代著
1999年5月1日第1版
朝日新聞社
1600円+ 税
二月一日。
三冊目は 『本多勝一の こんなものを食べてきた!』(小学生の頃)を楽しむ。
たいへん、面白かった。
懐かしさはない。
私の知らない食べ物であり、私の知らない日本。
歴史というよりも民族学を楽しむ感覚で、絵を眺めていた。
こんな良き時代の日本もあったんだなぁ・・・。