乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

中村福助 様まで… 

2013年11月14日 | 舞台・音楽 雑感メモ


 先日、 福助さまが体調不良で休演された。高血圧とのことらしい。
 そして本日、歌舞伎美人からDMが届いた。

 何なのでしょうか…。この空虚感は…。

 それにしても…わたくしの好きだった中村芝翫さまから後、歌舞伎が…歌舞伎が…歌舞伎が…と、涙しております。
 
 福助さま、早く良くなられますように。
 今はしっかりと休養なさって、ぜひわたくしたちに 福助さまのすばらしいお舞台を披露してくださいませ。
 心からそう願っております。


 中村福助 休演のお詫びとお知らせ

 中村福助 体調不良のため、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」を休演いたします。

 誠に申し訳ございませんが、下記のとおり代役にて相勤めます。なにとぞ、悪しからずご諒承くださいますようお願い申し上げます。
松竹株式会社

歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」
【夜の部】
『仮名手本忠臣蔵』 七段目
                遊女おかる   中村芝雀
                    2013年11月13日






コメント (2)
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『特別展 宮川長春』 大和文華館  2013年 秋

2013年11月14日 | 美術・文様・展示物



 

 




 『特別展 宮川長春』
 

 わたくしの好きな大和文華館で、わたくしの好きな宮川長春を楽しませていただきました。
 


 宮川長春らしさを感じられる絵や、個性的で特徴の有る貴重な資料とも思われる絵もございました。
 宮川長春の見返りの立美人は以前も大和文華館で公開されたことがございます。
 今回は好きな絵の再会でございました。感無量でございます。

 わたくしのブログをおさがしくださいませ。どこかに彼女がいらっしゃいます。

 大和文華館では11/22(金)~12/26(木)の間、特別企画展 『文学と美術の出会い-平安時代から江戸時代の物語絵-』が展開されます。
 このブログでも以前に記録致しましたが、この企画展はわたくし個人としてはとても期待しているものです。
 一度で観られるのかどうかと行った具合に、とても心が浮きたっており、楽しみにしています。
 大和文華館って、アーブギーネと並んで、好きな博物館、美術館の一つです。






 おつきあいくださいまして、ありがとうございました。
 感謝致します。

 データーは全て、大和文華館公式HPから引用させていただきました。
 
 上の一覧表で、ちょうど半分。
 展示物はこの二倍あります。

 重要美術品 立美人図 大和文華館蔵
万歳図 東京国立博物館蔵
身支度の図 太田記念美術館蔵 <後期展示>
柳下腰掛美人図 MOA美術館蔵
遊女聞香図 東京国立博物館蔵 <前期展示>
蚊帳美人図 個人蔵
太神楽図 個人蔵 <後期展示>
朝鮮使節騎馬図 佐賀県立名護屋城博物館蔵
江口西行図 個人蔵
 重要美術品 社頭春遊図 遠山記念館蔵
江戸風俗図巻 学校法人城西大学水田美術館蔵
四季江戸風俗図巻 出光美術館蔵 <前期展示>
風俗図巻 徳島市立徳島城博物館蔵
風俗図巻 個人蔵
室内遊楽図巻 泉屋博古館蔵
風俗図屏風 個人蔵
物語図屏風 個人蔵 など

 

 2013年10月12日(土)~11月17日(日)
 宮川長春は、宮川派・勝川派の祖であり、18世紀前半に肉筆画を専門に活躍しました。独自の色香を湛えた優麗な美人画、江戸風俗図を量産し、新しい物語図の主題にも取り組んでいます。この展観では国内にある長春作品のほとんどが一堂に会します。豊穣な長春作品の美の世界をお楽しみください。

 宮川長春(1682~1752)は、宮川派・勝川派の祖であり、十八世紀前半に肉筆浮世絵を専らとし、江戸の美人画をリードした浮世絵師です。
1694年に没した菱川師宣の様式を継承しながら、独自の馥郁たる色香を湛えた優麗な美人画を量産した長春は、得意の図様の美人画や名所風俗図を多く手掛けるかたわら、新しい物語図などにも意欲を示しました。現在、世界中に相当の作品数が伝存していますが、今まで、長春だけに焦点を当てた展覧会は一度も開催されたことはありません。
 大和文華館は、長春の立美人図の優品を所蔵しており、かねてから長春芸術の全貌を知ることを念願していましたが、遺存する作品のレベルにかなりの幅があり、基準作を選定するのが困難であること、年記のある作品が皆無に近いことなど、克服すべき課題が多く横たわっていました。開催に際し、そういった点が全て解消されたわけではありませんが、この展覧会では日本にある長春作品の大半を集めることができました。この機会に、長春の絵画世界をご堪能いただければ幸いです。








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松伯美術館「松篁を育んだ学び舎 画塾・青甲社」~青甲社主宰 西山翠嶂とその門下生~

2013年11月14日 | 美術・文様・展示物



 

 

 


松伯美術館 企画展「松篁を育んだ学び舎 画塾・青甲社」
~青甲社主宰 西山翠嶂とその門下生~

 

 大和文華館のあと、時間の都合上タクシーに乗り、松伯美術館へ参りました。
 夫は初めての松伯美術館でございました。

 作品もさることながら、松伯美術館は大和文華館のように小さな丘を利用した立体的な庭で、四季の植物が植えられ、鳥がさえずり、のんびりと歩くことができます。
 以前UPさせていただきました柿の落ち葉を見つけたのも、ここの庭でした。

 

 下の説明にもありますが、庭には伯泉亭という重厚な構えの茶室がございます。ここは一般は外観のみ観ることができます。れんが造りの煙突など、造りはたいへん面白うございます。

 

 登美ヶ丘。
 上村松園・松篁・淳之三代の作品、草稿、写生等の収集と保管、展示。
 特別展、公募展等も開催。

 大正10年、京都市立絵画専門学校に入学すると同時に西山翠嶂の画塾青甲社に入塾した松篁。当時40人程の塾生を抱えていた青甲社では、毎月研究会があって塾生たちが切磋琢磨しながら学んでいた他、社寺への古美術見学なども実施され、松篁にとって重要な学び舎となっていました。本展では、青甲社時代の松篁作品をはじめ、師の西山翠嶂、同門の沢宏靱や堂本印象なども合わせて展覧、青甲社の活動を紹介します。  松伯美術館公式HPより引用


 松伯美術館の名称の由来「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に、「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、伯泉亭に由来するものです。また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの意味が込められています。


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