乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

89; 『京都ここだけの話「あんな、実はな…」の巻』日本経済新聞 京都支社 編 2013年

2013-11-26 | 読書全般(古典など以外の一般書)



  89; 『京都ここだけの話 「あんな、実はな…」の巻』





 すぐに読み切れる本なのに『京都ここだけの話 「あんな、実はな…」の巻』をねちこく三度も四度も後ずさりしながら読む。
 なんだか。くたくたになっちゃったよ、この本。

 なんだかねぇ~。
 京都通ぶった京都好きな人が京女をまじえてうわさ話している感が否めない。
 住んでみてわかるのですが、奈良でもありますから、その内容!とつっこみたくなる話満載。
 別に取り立てて京都だけでない情報までクロースアップしてページを引き延ばしている感じがするのよね。
   
      「全員、止まれ。」
      (チャン、チャン、チャン)
      「整列」
      「は!」
      「番号」
      「一」
      「二」
      「三」  
      「四」 
      「五」 
       …まだまだ続け、見開き使う(みたいな感じ)

 頭の良い半可通お二人の話に頭の良い京都市真ん中生まれの地元民がちくりちくりと毒をさすパターンに則って話が展開されていく。
 なんか、嫌な京都人の印象を植え付けるんだよね、こういうのって
          と、奈良県民のわたくしが毒をはく無礼をお許し下さい。


 ところでタイトルの『京都ここだけの話 「あんな、実はな…」の巻』の「あんな」に続けての「実はな…」って、普段話している京都弁かな?
 京都人のみなさま、いかがですか?



 データーベースより引用▼
京都ここだけの話 「あんな、実はな…」の巻
日本経済新聞 京都支社 編
2013年03月発売
価格 893円(税込)


『京都ここだけの話』シリーズ第2弾! 
日経の京都駐在記者が京都の秘密、観光の裏ワザなどを会話形式で楽しく紹介します。

大好評「京ここ」の第2弾! 春の観光シーズンに合わせて、京都を楽しむ裏ワザ、表ワザを詳しく紹介。ほか「京都人はビール・肉好き」「なぜ自転車が多いのか」など意外な裏話も満載して、古都の謎に鋭く迫ります。


第1章 「ピーマンをよく食べる」の意外な理由
第2章 京女は東男と結婚したがらない?
第3章 地元の人も楽しめる観光のコツ
第4章 京都の日本一と日本初 


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『元禄忠臣蔵~南部坂雪の別れ』鴈治郎(現・坂田藤十郎)『寿猩々』富十郎『手習子』芝翫

2013-11-26 | TVで 歌舞伎・能楽


 『元禄忠臣蔵~南部坂雪の別れ』
出演:中村吉右衛門 片岡我當 片岡芦燕 松本錦吾 松本幸右衛門 澤村鐵之助 中村歌江 市川高麗蔵 大谷友右衛門 中村東蔵 中村鴈治郎(現・坂田藤十郎)
2002年
72分
カラー
11月・12月は二ヶ月連続で忠臣蔵関連作品を特集。 討入りの決意を胸に秘めた内蔵助と瑤泉院の心の交流を描いた名場面。討入り前夜、大石内蔵助が主君の未亡人・瑤泉院に暇乞いに向かう場面を描く。飛び立つ思いで蔵之助に面会する瑤泉院だが、周囲を警戒する内蔵助は、思い出話や浪士たちの苦しい暮らしぶりを話すばかりで一向に本心を明かさない。そんな内蔵助に落胆し、夫の無念を思い内蔵助の態度を責める瑤泉院と、本心を隠して応対する内蔵助の姿が心理的な台詞劇として展開し最大の見どころになっている。 吉右衛門の内蔵助に鴈治郎(現・坂田藤十郎)の瑤泉院で、真山青果作品らしい台詞劇の面白さを堪能できる名作をお届けする。(2002年/平成14年4月・歌舞伎座)


『元禄忠臣蔵~南部坂雪の別れ』は今月二回目。
 あきもせで(…というか、)

      見るたびに 面白み増す 舞台かな

 もう!好きな役者さんばっかり^^
 丈丈丈丈みたいな感じなんだけど、あんまりつけるとおかしいので、藤十郎丈と書いておきましょう…

 南座の顔見せは腑に落ちない部分もあったのだけれど、どうしても藤十郎丈を見ておきたいわたくしを気遣い、夫が半ば強引に顔見せに行こうって誘ってくれた。
 優しい旦那様で良かった。感謝感謝の毎日を送る。

 藤十郎さん、待っていてね!
          って、知ったこっちゃ無いか!^^;;

 顔見せ前半のチケットをとろうと思ったが、好きな場所から見られないので、後半分のチケとりをがんばることにした。
 仁左衛門丈が舞台にたたれないのは残念だけど、好きな役者さんが代役してくださるので良しとする。

 昨日読み終わった京都関係の本『京都ここだけの話』、これには顔見せのことは書かれていなかったけれど、顔見せが終わると京都の正月が来る。そんな気がする。


 『寿猩々』
 『手習子』

 能楽の『猩々』『猩々乱』と『寿猩々』とは、筋書きが全く違うのね。
 富十郎さんの花道のすり足と迫力。すごい方だったなぁと、今更ながらに思うな。
 寂しいな…。

 わたくしのとっても好きだった芝翫丈の『手習子』
 本当に浮世絵から抜き出てきたみたいだね。
 特徴の有る仕舞や芝居
 この癖に一旦はまると、舞台を見ていて楽しい気持ちになっちゃうのね。人徳なのか、演技力なのか
 わたくしは芝居のことは全くわからないんだけど、やっぱり好きな演じかたの役者さんの内のひとりなのよね。
 寂しいな…。

 そもそも… 
  松竹様が新しい歌舞伎座に建て直していらっしゃった最中のこと。
 わたくしの悲しみは芝翫丈のお亡くなりになったことから始まり、その後好きな役者さんがどんどんとお亡くなりになられ、悲しみは勘三郎さんで頂点に達したのよね。
 なんだかね、本当に読書欲も薄れるのよ。歌舞伎のことを考えると…。冊数だって、例年の半分だもんね(笑)
 せめてね、幸四郎丈が関西に来てくだされば…と思う今日この頃。

出演:中村富十郎 中村魁春 中村芝翫
2009年
45分
カラー
『寿猩々(ことぶきしょうじょう)』 能をもとにした作品で重厚な色合いの義太夫舞踊。酒を好物とする猩々(富十郎)が、親孝行な酒売り(魁春)のもとに現れる。今日も酒を所望して、酒に酔った猩々は、嬉しそうに舞い始める。 『手習子(てならいこ)』 春の野辺に手習いから戻って来たお駒(芝翫)が通りかかり、いろは歌に合わせて可憐に踊っていく。寿猩々とは対照的な長唄ならではの華やかさ溢れる舞踊。(2009年/平成21年5月・歌舞伎座)


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奈良公園のイチョウ  2013年11月24日

2013-11-26 | お出かけ



     奈良公園のイチョウ



 2013年11月24日
 まだ少し青いイチョウの葉が多く、落ち葉は昨年よりも少なかったです。
 木についているイチョウも、落ち葉のイチョウも好きです。

 

 

 


 ところでこの木のてっぺんにもカラス がいるんだよ^^

 



        奈良県にて



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