乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

83;『北斎漫画 2 森羅万象 』画 葛飾北斎 青玄社 

2013-11-02 | 変体仮名見むとするハいとをかし
  (写真は 『北斎漫画 1 江戸百態』より)



  83;『北斎漫画 2 森羅万象 』画 葛飾北斎 青玄社 


 画 葛飾北斎
 青玄社

 前回の北斎
 『北斎漫画 1 江戸百態』画 葛飾北斎 青玄社 ではそこそこ記録していたが、今回は題名だけにて失礼申し上げます。
 中には国芳ににた絵もあったので、彼も北斎を意識していたのかといった根拠のない想像をしながら楽しんだ。

 たいへん短いですが、今回はこれでおしまい。
 お許し下さい。

 

『北斎漫画 3 』というのがあるらしい。

  北斎漫画 <全三巻> 第三巻「奇想天外」
  こちらは『北斎漫画 1 江戸百態』暗い面白そうな気がする。
  図書館でお借りできればいいなって思う。
  ついでといえば語弊があるが、
 『河鍋暁斎戯画集』( (岩波文庫) [文庫]河鍋 暁斎 (著), 山口 静一 (編集), 及川 茂 (編集))もお借りできれば嬉しいな。
  明日図書館へ行ってお願いしてみましょうっと。

 


内容紹介
第二巻の「森羅万象」では、動物、植物、名所・名勝といった風景から 雨や風といった気象など、主に自然を描いた図版を収録。
「鳥獣蟲魚」「山川草木」「波浪流水」「天地造化」の4つのカテゴリーで構成。
海のものも山のものも、そして象や虎といった珍獣や、
夢を食べると言い伝えのある獏のような霊獣まで、ありとあらゆる生きものや、
山・川・草花・木、そして全国各地の風景、名勝を集めている。

北斎が描いた「水」の表現や雨や風、昼から夜への移り変わりといった 「目には見えない流転する現象」を描いた図も収録。 
必見の筆踊る森羅万象!

北斎は、一瞬をとらえ、それを一瞬のうちに描き切っている。
波の描写にしてみても、一瞬後には、波が砕けてなくなってしまっている感じが
とても伝わってくるし、《冨嶽三十六景》の人影にしてみても、
次の瞬間には、もう旅人はここにいないんだろうなという感じがする。

(しりあがり寿氏 インタビューより抜粋)

解説 『北斎漫画』博物学の巻 永田生慈
インタビュー 漫画の眼で見る浮き世 しりあがり寿

アートディレクション:祖父江慎
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀に西欧を怒涛のごとく巻き込んだジャポニスム―その波頭こそ、江戸末期から明治にかけて出版された絵手本『北斎漫画』だった。描きも描いたり、葛飾北斎の「すべて」といって申し分のない主題、モチーフ、描法が詰まった、全15編、総ページ970、およそ4000カット。原本から自然描写をテーマ別に完全収録。





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「三人吉三巴白浪 大川端」「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」「真景累ヶ淵 豊志賀の死」

2013-11-02 | TVで 歌舞伎・能楽


 「三人吉三巴白浪 大川端」「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」「真景累ヶ淵 豊志賀の死」


 十月、何度見ているのっていう感じでテレビで「三人吉三巴白浪 大川端」「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」「真景累ヶ淵 豊志賀の死」を見ておりまする。
 好きなんですね。芝居が!
 わかりもしないのに、好きなんですよね。
 芝居と美術館博物館と本と自然がなければ、わたくしって無理かも^^

 …てなわけで、十月はテレビで歌舞伎とワハハ本舗と松竹座昼夜 他 小芝居七演目

   プラチナ賞;吉弥さんの昼夜表現
   金賞;テレビで歌舞伎 
   銀賞;松竹座夜の部
   銅賞;ワハハ本舗

 …などと、
    良い子は勝手にランクをつけてはいけません!


 「三人吉三巴白浪~大川端」
出演:尾上菊五郎 片岡仁左衛門 中村梅枝 松本幸四郎
2013年
31分
カラー
歌舞伎座新開場杮葺落五月大歌舞伎から「月は朧に白魚の」名台詞が有名な一幕を。 大川端で美しい娘姿の盗賊・お嬢吉三に出会った夜鷹のおとせは、百両を奪われたうえ大川へ突き落とされてしまう。それを見たお坊吉三がその百両を巻き上げようと、お嬢と争い始める。そこへ和尚吉三が現れふたりを仲裁。お嬢とお坊は百両を和尚に預けることとし、今日の出会いをきっかけに三人の「吉三」は義兄弟の契りを交わすのだった。河竹黙阿弥ならではの七五調の名台詞、江戸情緒溢れる一幕をお楽しみ頂く。菊五郎のお嬢吉三、仁左衛門のお坊吉三、梅枝のおとせ、幸四郎の和尚吉三で。(2013年/平成25年5月・歌舞伎座)


 「妹背山婦女庭訓~三笠山御殿」
出演:中村福助 市川染五郎 市川高麗蔵 中村歌六 中村吉右衛門
2007年
82分
カラー
【可憐で美しい姫から癖のある悪女まで、幅広い芸域と魅力をあわせもつ女方中村福助を特集。】 町娘のお三輪は、思いを寄せる美男・求女の後を追っていくと、悪逆非道な豪族・蘇我入鹿の御殿へ迷い込んでしまう。御殿の官女達に散々にいじめられた挙句、求女が入鹿の妹・橘姫と祝言を挙げたと聞いたお三輪は、激しい嫉妬から「擬着の相」(ぎちゃくのそう=嫉妬心が凝結した形相)を現す。するとそこへ入鹿打倒を目指す鱶七という謎の男が現れて…。 お三輪に福助、求女は実は藤原淡海に染五郎、橘姫に高麗蔵、鱶七は実は金輪五郎に吉右衛門という充実の配役で。(2007年/平成19年5月・新橋演舞場)


 「真景累ヶ淵~豊志賀の死」
出演:中村福助 中村勘太郎(現・勘九郎) 中村梅枝 坂東彌十郎 中村勘三郎
2009年
68分
カラー
【可憐で美しい姫から癖のある悪女まで、幅広い芸域と魅力をあわせもつ女方中村福助を特集。】 三遊亭円朝の口演を原作に複雑な男女の心理を描く怪談噺。 富本節の師匠豊志賀は、父の敵の子と知らずに二十歳近くも年下の若い内弟子新吉と恋仲になっていた。しかし因縁からか、ある日豊志賀の顔が醜く腫れてしまう。親身になって世話をする新吉だが、豊志賀は新吉と若い娘お久との仲を勘ぐって嫉妬に狂い悶死してしまう。死してなお新吉とお久の前に現れる豊志賀…青ざめる新吉…。 福助の豊志賀、勘太郎(現・勘九郎)の新吉、梅枝のお久、勘三郎のさん蝶でご覧頂く。(2009年/平成21年8月・歌舞伎座)


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