乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『玉あられ』 本居宣長著   ちょうど半分、読めました^^

2019-01-02 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
 カイロ ハンハリー市場(バザール)近くのモスクにて 






 本居宣長著の『玉あられ』を元日も声を出して読んでいた。

 いつもは夫に聞かせ、解釈も自分なりに付け加えて読んでいた。

 今回は子供が帰ってきているので、子供に読み聞かすと、
「お母さん、きついわ!まじ辛いから!解釈いらないから、次々読んで。」
 
 息子の言うようにつらつらと文字を並べ立てていめば、
「解釈して。」
 加えて、
「お父さん、これ、毎日聞いてるの?」
 夫曰く
「聞いてるわけ、ないだろ。」
「そうやんな!」
と、二人で顔を見合わせている。

 私は、
『あなたが十代後半に専門も違うのに遊び心で500円で購入したのでしょうが!』
と内心しかる(笑)

 私が読まねば日の目を見なかった『玉あられ』

 文字が美しいのと内容が興味深いので、ただいまちょうど半分まで読めている。




 それにしても、江戸和本美品一冊500円って^^

 本居宣長をもっと買っておいて欲しかったわ。


 写真のUPはもう少しお待ちください。

 怪我も回復の方向で、短時間ならフォトショも使えそうです。




     今年はほんに、良い年じゃわぇな!!!

 
コメント (4)
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『 新春能狂言 能「羽衣 和合之舞」~観世流~』 梅若万三郎 宝生閑 宝生欣哉 御厨誠吾  東京・宝生能楽堂  素晴らしいお声と素晴らしく完成された能衣装

2019-01-02 | TVで 歌舞伎・能楽
  春日大社 影向の松





      新春能狂言 能「羽衣 和合之舞」~観世流~





 夫と二人で『 新春能狂言 能「羽衣 和合之舞」~観世流~』を拝見させていただく。

 羽衣を羽織られた美しい御衣装は、まばゆいばかり。

 正面から見ると、お着物の濃いめの朱色に赤金青金が雲として多くを施され、美しい鳥の長き尾が左、そして右上から巻き込んでくる。

 優美な鳥の顔を想像するや嬉き着物。

 羽衣も「ろ」に豪華絢爛で美しい絵が足掻かれている。

 その中には可愛らしい蝶が舞い立つ。

 若き天女がほんの少し未練を残しつつつ、昇天する喜びを衣装でも表現。

 袖をあげると、白生地色の着物の袖には、商品で控えめな金と銀とかなり薄めの紫の桔梗がら。

 桔梗は、早朝にしか咲かないということを聞いたことがある。

 その桔梗の出で立ちと、天女の行く末をかけておられるのだろうか。


 舞を披露した天女は、やがて、霧の中に消えゆく。

 橋掛りで見せつ天女の後ろ姿は、灰色で落ち着いた雰囲気を醸し出す。

 霧に消えていく天女をここでも衣装を含めて表現されておられた。


 声に聞き入る。

 好きな能楽師様たちの声だった。

 新年早々に、素晴らしい御舞台を拝見させていただきましたことに喜びを感じる。


 関係者の皆様、ありがとうございました。

 

 



 2011年01月01日(土)
 午前06:35~午前07:35

 場所 12月14日・東京・宝生能楽堂





 EPG番組記述 による
   ▼
 新春を寿ぐ新春能狂言。元日は名曲「羽衣」をお送りする。天女の衣“羽衣”を拾った漁師と天女の有名な物語。能楽界を代表する名手が一堂に会した舞台をお届けする。

 新春を寿(ことほ)ぐ新春能狂言。元日は名曲「羽衣」をお送りする。天女の衣“羽衣”を拾った漁師と天女の有名な伝説を原作とした能。

【出演】シテ(天人):梅若万三郎、
    ワキ(漁夫白龍):宝生閑、
 
             宝生欣哉
             御厨誠吾

笛:一噌庸二、
小鼓:大倉源次郎、
大鼓:安福建雄、観世元伯、
地頭:梅若玄祥 ほか


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