乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

乱鳥徒然  凝った名をつけずんば、手に入らなかった「買い物」と言う名の其方にも諦めがつくと言うものだ。

2019-01-25 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 写真は 『俵藤太物語絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』 (甦る絵巻・絵本) 影印より




 朝にも書いたが、今日は藪用があって大阪に行った。

 カメラも持ち、お茶も持っての力の入れようであったが、頗る寒いので、本日の藪用ついでの史跡巡りは見送った。


「ならば、あべのハルカスに買い物に行こうっじゃないか。」
と夫は言う。

 しめしめ。

 あれとこれ^^を買ってもらおうと思った。

 思うには思ったが、寒すぎた。


 体はゾクゾクとし首元も頭も寒い。

 夫は暖かそうなコートの下には、タートルネックスタイルのイタリアンセーターを着込んでおり、頭にはこれまた暖かそうな紳士帽を被っている。

 これはどう見ても私の方が薄着で、ぶが悪い。

 インフルエンザにでもなろうものなら、又一日中家の中に引きこもらねばならないと考えた私は、JR天王寺駅では降りずそのまま我が家の近くの駅まで乗ることにした。

 
 oh! 愛しの我が手に抱かれようとしていた其方。

 あなたの名を、ここから買い物と言う名で呼ぼう。

 凝った名をつけずんば、手に入らなかった「買い物」と言う名の其方にも諦めがつくと言うものだ。

    アホか!


 
コメント (4)
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乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 9 「忖度」 歴史を遡れば、江戸時代にはすでに言葉の変化が認められたことを『玉あられ』(本居宣長著)を読んで再確認した。

2019-01-25 | ことのは


    春日大社 おんまつりにて








    乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 9 「忖度」 歴史を遡れば、江戸時代にはすでに言葉の変化が認められたことを『玉あられ』(本居宣長著)を読んで再確認した。



 一斉を風靡した(笑)忖度は一昨年、京都の顔見世を見る際、ロームシアター(元、京都会館一階のローソンでは、忖度弁当なるものが売られていた。

 忖度とは、周知の通りですが、大辞林 第三版によれば、次のように解説されている。
   他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。「作家の意図を忖度する」「得意先の意向を忖度して取り計らう」
 また 精選版 日本国語大辞典に夜と次のような例も挙げられている。
   ※菅家後集(903頃)叙意一百韻「舂韲由二造化一忖度委二陶甄一」
   ※近代絵画(1954‐58)〈小林秀雄〉ピカソ「ピカソの真意を忖度(ソンタク)しようとすると」 〔詩経‐小雅・巧言〕

  〘名〙 (「忖」も「度」もはかる意) 他人の心中やその考えなどを推しはかること。推量。推測。推察。
  
 精選版 日本国語大辞典

 いつぞやからは、忖度の使い方が変化してきたように思う。

 辞書の改正時には、忖度の意味も、使い方が追加されているように感じるのは、私だけでしょうか。

 言葉は目まぐるしく変化しており、今では「初孫」も「はつまご」と言った方が一般的な時代になった。

 これは今に始まったことではなく、歴史を遡れば、江戸時代にはすでに言葉の変化が認められたことを『玉あられ』(本居宣長著)を読んで再確認した。


 ところで、忖度のことですが、本来使われていたようにいい方向に使いたいものですね(笑)




 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 1 「引歌」と「本歌取り」
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 2「影印」と「印影」、「影印本」(景印本、影印)と「覆刻本」
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 3 丈(じょう )と 丈(たけ)
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 4「草紙」と「草子」と「双紙」と「冊子」
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 5「清元」と「常磐津」と「長唄」と「義太夫」
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 6「千秋楽」と「千穐楽」と「千穐樂」
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 7乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 7「文化功労者」と「文化勲章」 
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 8乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 8「気功」と「気」の違い、及び「気功」と「気」の中国と日本の違い 
 乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 9「忖度」江戸時代すでに言葉の変化が認められた事を『玉あられ』(本居宣長著)で再確認した。


 



 ご覧くださいまして、ありがとうございます。
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乱鳥徒然  今日もお日柄が良さそうでございます。

2019-01-25 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 東大寺 鏡池 『天鼓』






 今日は夫と大阪に行くよ。

 移動中読む本はただいま読んでいる滝沢馬琴の『阿旬殿兵衛実実記』では重い。

 ならば、『仁勢物語』でも持って行こう知らん。

 それにしてこ、ここのところ、午前中は暖かだこと。


 そうだ、久しぶりにカメラを持っていきましょう。

 今日もお日柄が良さそうでございます。
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