乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『枕草子 二』九曜文庫 42 ひたちのすけの話 他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

2021-12-04 | 枕草子

 

『枕草子 二』九曜文庫 42 ひたちのすけの話 他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

 

『枕草子 二』九曜文庫   

岩波古典文学大系 42(3枚)

 

 

 

 

▼ 一部分を写す。

、、、、、、、、、、、ひたちのすけと

ねん。ねたる はだ も、よし。これがすゑ、いとおほかり。又

男山のみねのもみぢば、さぞ、名、たつ/\、と。かしらを

まりかしふる、いみじくにくければ。わらひにくみ

て、いね/\、といふに。いとおかし。「これになにとらせん

といふをきかせ給ひて。いみじうなどかく。、、、、、

 

 

 

 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします^^

 

  

清少納言 [著]

早稲田大学蔵書

二条通(京都) : 沢田庄左衛門,

慶安2[1649]

4冊 ; 25.6×18.5cm

早稲田大学図書館

 

 参考

『枕草子』九曜文庫 慶安2年

 日本古典文学大系

 新日本古典文学大系

 

 

『枕草子 一』

(一から三十六 総合)『枕草子』25  『枕草子』一巻読了(1〜36段)  九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

『枕草子 二』

『枕草子 二』九曜文庫 26  37「木の花は」(4枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 27  38「池は」(2枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 28  39「せちは」(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 29  40-3「木は」(1/3、2/3  とりあえずは以前読んだところプラスαまで。あと、、3/3)

『枕草子 二』九曜文庫 30  40「木は」(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 31  『枕草子 二』九曜文庫   41「鳥は」(2枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 32  「あてなるもの」「むしは」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 33  (3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 34  (3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 35 「たきは」「はしは」「里は」「草は」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 36 「草は」「集は」「景の花は」「おぼつかなきもの」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 37 「おぼつかなきもの」「あぢきなきもの」「ありがたきもの」「うちつぼねは」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 38 「いとしげなきもの」「いちよけなるもの」「御佛名(みぶつにやう)のあし ぐぐつの小鳥」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 39「御佛名(みぶつにやう)のあし ぐぐつの小鳥」「かへるとしの二月(きさらぎ)二十五日に。」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 40「かへるとしの二月(きさらぎ)二十五日に。」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 41「くづれよる いもせのやまの中なれば さらによし野の 川とたにみし」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 42 ひたちのすけの話 他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

『枕草子』 1  一〜六(春はあけぼの、頃は、正月、三月、四月、きき耳ことなる)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注

『枕草子』 2  七〜八(おもはん子を、大進生昌が家に)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注 

『枕草子』 3  九〜十一(うへにさぶろふ御猫は、正月一日 三月三日、よろこび奏するこそ)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注

 

『枕草子』 余1  日本古典文学大系 9(池田亀鑑・岸上慎二校注)と、新日本文学大系25(渡辺実校注)   『とはずがたり』『とりかへばや物語』

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『枕草子 二』九曜文庫 41「くづれよる いもせのやまの中なれば さらによし野の 川とたにみし」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

2021-12-04 | 枕草子

 

『枕草子 二』九曜文庫 41「くづれよる いもせのやまの中なれば さらによし野の 川とたにみし」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

 

『枕草子 二』九曜文庫   

岩波古典文学大系 41(3枚)

 

 

 

 

▼ 一部分を写す。

かづきする あまのすみかは そこなりと

ゆめいふなとや めをくはせけん

 

め=布(め)

  昆布

 

水に潜る海女のように、人に知らない私の住処などは、

決していってくださるなという合図のつもりで昆布を送ったのでしょう。

 

伊勢物語 百四段

「世をうみの あまとし人を 見るからに めくはせよとも 頼まるるかな」より

 

                                    

 

くづれよる いもせのやまの中なれば 

さらによし野の 川とたにみし

 

妹背山が崩れて、その中を流れる吉野川がすらすら流れぬように、

一旦崩れた二人の仲を決して今までの親しいあなたと見分けるには生きますまい。

古今集 十五恋五

 

 

 

 

 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします^^

 

  

清少納言 [著]

早稲田大学蔵書

二条通(京都) : 沢田庄左衛門,

慶安2[1649]

4冊 ; 25.6×18.5cm

早稲田大学図書館

 

 参考

『枕草子』九曜文庫 慶安2年

 日本古典文学大系

 新日本古典文学大系

 

 

『枕草子 一』

(一から三十六 総合)『枕草子』25  『枕草子』一巻読了(1〜36段)  九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

『枕草子 二』

『枕草子 二』九曜文庫 26  37「木の花は」(4枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 27  38「池は」(2枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 28  39「せちは」(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 29  40-3「木は」(1/3、2/3  とりあえずは以前読んだところプラスαまで。あと、、3/3)

『枕草子 二』九曜文庫 30  40「木は」(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 31  『枕草子 二』九曜文庫   41「鳥は」(2枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 32  「あてなるもの」「むしは」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 33  (3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 34  (3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 35 「たきは」「はしは」「里は」「草は」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 36 「草は」「集は」「景の花は」「おぼつかなきもの」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 37 「おぼつかなきもの」「あぢきなきもの」「ありがたきもの」「うちつぼねは」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 38 「いとしげなきもの」「いちよけなるもの」「御佛名(みぶつにやう)のあし ぐぐつの小鳥」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 39「御佛名(みぶつにやう)のあし ぐぐつの小鳥」「かへるとしの二月(きさらぎ)二十五日に。」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 40「かへるとしの二月(きさらぎ)二十五日に。」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

『枕草子 二』九曜文庫 41「くづれよる いもせのやまの中なれば さらによし野の 川とたにみし」他(3枚) 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]

 

 

『枕草子』 1  一〜六(春はあけぼの、頃は、正月、三月、四月、きき耳ことなる)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注

『枕草子』 2  七〜八(おもはん子を、大進生昌が家に)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注 

『枕草子』 3  九〜十一(うへにさぶろふ御猫は、正月一日 三月三日、よろこび奏するこそ)日本古典文学大系  池田亀鑑・岸上慎二校注

 

『枕草子』 余1  日本古典文学大系 9(池田亀鑑・岸上慎二校注)と、新日本文学大系25(渡辺実校注)   『とはずがたり』『とりかへばや物語』

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ドラマ『私という運命について』 4,1★/5 全5回 2014年 原作 白石一文 監督 瀧本智行 脚本 岡田惠和 永作博美 江口洋介 宮本信子 他

2021-12-04 | ドラマ

エスカレーター

 

 

 

 ドラマ『私という運命について』 4,1★/5 全5回 2014年 原作 白石一文 監督 瀧本智行 脚本 岡田惠和 永作博美 江口洋介 宮本信子 他

 

 

 永作博美が感情移入よろしくのしみじみとした表情を丁寧に表現し、原作に息吹を吹き込んだのではないかと思える秀作。

 また江口洋介が今回は柔らかく優しい表現で、永作博美を盛り立てる。

 

 永作博美と宮本信子の心温まるやり取りの場面、そして、江口洋介と宮本信子の方言のやり取りは心が温まり、見ものである。

 

「この話はまだ続く。私が生きている限り、、、(要約)」

 

 

 今回もネタバレなしの記録にて、失礼致します。

 

 

私という運命について

2014年製作

白石一文の初映像化

 

原作 白石一文

監督 瀧本智行

脚本 岡田惠和

出演者 永作博美 江口洋介 池内博之 三浦貴大 藤澤恵麻 塩見三省 森山良子 宮本信子

 

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映画『夜叉ヶ池』 3,2★/5   泉鏡花原作(戯曲) 監督:篠田正浩  坂東玉三郎 加藤剛 山崎努 他

2021-12-04 | 映画

 

 映画『夜叉ヶ池』 3,2★/5   泉鏡花原作(戯曲) 監督:篠田正浩  坂東玉三郎 加藤剛 山崎努 他

 

 

 坂東玉三郎出演の映画『夜叉ヶ池』を一度見ておこうと思い、見る。

 はじめに岐阜県の奥深い藁葺(わらぶき)屋根に、さりげなく籠目が乗せられた(村人の厄除け)場面から始まるこの映画。

 民俗学ムンムンで始まるが、すぐにありきたりな伝承が流される。

 

 坂東玉三郎が透き通った美しい魔物的存在にあらねばならぬ。

 だが、いかにせん、眩いほどに美しい 加藤剛には勝てぬとあって、二役をしたまでした玉三郎の撮影をもう少しぼかしたり丁寧に編集すべきであったと感じた。

 山崎努の最後はダイナミック場面で幕を閉じる。

 イグアスの滝など海外でのロケも行われたらしいが、俊寛的な心情の揺れ動きや村消失による落胆といった部分での表現にはかける。

 おそらく松竹株式会社は100周年の記念として玉三郎を起用し、当時の金で2億円もかけ、ダイナミックな作品を作りたかったのだと感じた。

 歌舞伎が好きな人間にとっては、一度押さえておいても損はない映画ではあるが、作品としても面白みにはかけるものであると感じた。

 

 失礼があればお許しください。

 

 今回もネタバレなしの簡単な記録のみで失礼致します。

 

 

 

 

以下  ウィキペディアより引用

泉鏡花原作の戯曲『夜叉ヶ池』を映画化

監督 篠田正浩。

 女形の坂東玉三郎がヒロインと夜叉ヶ池の主・白雪姫の二役を演じた。

 しかし、劇場公開後はテレビ朝日系の「ゴールデンワイド劇場」で1回放送(1981年11月2日放送)されただけで、それ以降一部の権利者がソフト化を拒否する等、権利関係の調整が難航しているため、DVD発売等の二次利用の見通しは立っていない幻の映画(封印作品)となっていた。

 2020年に篠田と坂東が再会、現代を生きる人々に観てもらいたいという思いが一致したことで、2人の全面協力による監修のもと音や映像のきめ細やかな修復作業を何度となく行い、4Kデジタルリマスター版が完成、2021年3月にCSの衛星劇場で篠田の生誕90年を記念しての2K放送を皮切りに、今夏に篠田監督特集上映として東京・ユーロスペースでジャパンプレミア上映されることが決定した。

 その後、全国で順次公開を予定しているほか、同時期にはブルーレイが発売される予定である。

 松竹は本作の特撮のために2億円の予算を投じ、東映の矢島信男率いる特撮研究所のスタッフを招き松竹大船撮影所の第8ステージに波起こし装置を2基設置して洪水シーンを撮影するなど、大掛かりな特撮が用いられた。

 ハワイやブラジルのイグアスの滝など海外でのロケも行われた。

 

スタッフ

 監督:篠田正浩

 坂東玉三郎 加藤剛 山崎努

 製作:杉崎重美、富沢幸男、中川完治

 脚本:田村孟、三村晴彦

 撮影:小杉正雄、坂本典隆 音楽:冨田勲

 使用曲 クロード・ドビュッシー:『沈める寺』、『雪の上の足跡』(以上、『前奏曲』より)、『ゴリウォーグのケークウォーク』(『子供の領分』より)

    モデスト・ムソルグスキー:『禿山の一夜』、『展覧会の絵』 ※冨田のシンセサイザー演奏による。

 美術:粟津潔、朝倉摂、横山豊

 特撮監督:矢島信男

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映画『美しい星』 (2,9★/5或いは3,4★/5)  三島由紀夫原作(1967)  2017年 吉田大八 (監督)  リリー・フランキー (出演), 亀梨和也 (出演)

2021-12-04 | 映画

 

映画『美しい星』 (2,9★/5或いは3,4★/5)  三島由紀夫原作(1967)  2017年 吉田大八 (監督)  リリー・フランキー (出演), 亀梨和也 (出演)

 

 

 

 映画『美しい星』 を見た。

 大変面白い部分と、すこしだれた説教くさい部分が見受けられた。

 しかし原作は1967に書き下ろされている。

 三島由紀夫が今現代に抱える切羽詰まった問題点を、見事に捉え描いていた。

 此処で面白く感じるのは、彼の作品が、一方向からのみ見るのではなく、人間がこまねいた温暖化と、自然界の大きな力によってもたらす影響力の二方向から問題を切り取るところ。

 映画を見進めるにあたり、どちらの言い分も正論であり、またおかしな部分があり、何が正しいのかはわからなくなる。つまり見方によって多くの捉え方が正論であり誤りとなり得ている点である。

 

 上にも書いたが、この小説は1960年代後半に書き下ろされている。

 ちょうどその頃、ショートショートの神である星新一をはじめ多くの小説家が宇宙や地球をテーマにした作品を書き上げていた。

 また、ハードロックやグラムロック界でも、宇宙やスターマンなどを取り上げて演奏するグループの多さに驚く。

 そんな時代の中で、三島由紀夫もこういった作品を残したの妥当かと、映画を見ながら考えていた。

 映画そのものは今ひとつ工夫が欲しかったと感じるが、それでも人の感情や捉え方など、部分的には強烈に面白みを感じる部分もあった。

 上に書いたように時代性を考えると、こういった作品が書かれたのは興味深い。

 三島の現在にも通じる問題点と捉え方を、吉田大八 監督は映画という形を通して2017年に今一度表現したかったのではないかと考える。

 

 

 

 

 

 三島由紀夫の異色SF小説を、「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の吉田大八監督が映画化。平凡な家族が突如として「宇宙人」に覚醒する姿を、舞台を現代に置き換えた大胆な脚色で描く。予報が当たらないことで有名なお天気キャスター・大杉重一郎は、妻や2人の子どもたちとそれなりの暮らしを送っていた。そんなある日、重一郎は空飛ぶ円盤に遭遇したことをきっかけに、自分は地球を救うためにやって来た火星人であることを確信。さらに息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々と覚醒し、それぞれの方法で世界を救うべく奔走するが……。父・重一郎役をリリー・フランキー、息子・一雄役を亀梨和也、娘・暁子役を橋本愛、母・伊余子役を中嶋朋子、大杉家に近づく謎の代議士秘書・黒木役を佐々木蔵之介がそれぞれ演じる。

2017年製作/127分/G/日本

 

 

三島由紀夫作品『美しい星』

発売日:1967/11/01

 大杉家には秘密ができた。一家全員、宇宙人だと自覚したのだ。父は原水爆を憂い米ソ首脳にメッセージを送り、金星人の同胞と称する男を訪ねた娘は処女懐胎して帰ってきた……。対立する宇宙人〈羽黒一派〉との人類救済の是非を巡る論争は『カラマーゾフの兄弟』「大審問官」の章とも比肩する。三島文学の主題がSFエンターテインメントと出会った異色作。

 

星新一作品 一部【1960年代】

 1  人造美人 新潮社/1961.02/短編集
「人造美人 ―ボッコちゃん―」「おーい でてこーい」「生活維持省」「廃墟」「たのしみ」「年賀の客」「包囲」「患者」「雨」「螢」「愛の鍵」「水音」「早春の土」「月の光」「鏡」「天使考」「冬の蝶」「最後の地球人」「食事前の授業」「セキストラ」「空への門」「ツキ計画」「開拓者たち」「宇宙通信」「探検隊」「最高の作戦」「桃源郷」「親善キッス」「信用ある製品」「処刑」

2 ようこそ地球さん /新潮社/1961.08/短編集「来訪者」「狙われた星」「人類愛」「傲慢な客」「弱点」「約束」「友好使節」「霧の星で」「通信販売」「宇宙からの客」「復讐」「待機」「思索販売業」「暑さ」「猫と鼠」「西部に生きる男」「テレビ・ショー」「マネー・エイジ」「デラックスな拳銃」「悪を呪おう」「証人」「最後の事業」「見失った表情」「ずれ・ずれ・ずれ・ずれ」「闇の眼」「小さな十字架の話」「殉教」
*「ようこそ地球さん」は「第一話・不満」「第二話・神々の作法」「第三話・すばらしい天体」のオムニバス構成。『ようこそ地球さん』新潮社(新潮文庫)/1972.06には、それぞれ独立した作品として収録されている。

3 悪魔のいる天国/中央公論社/1961.12/短編集
「合理主義者」「調査」「デラックスな金庫」「天国」「無重力犯罪」「ロケットと狐」「誘拐」「情熱」「お地蔵さまのくれた熊」「黄金のオウム」「シンデレラ」「こん」「ピーターパンの島」「夢の未来へ」「肩の上の秘書」「殺人者さま」「ゆきとどいた生活」「夢の都市」「愛の通信」「脱出孔」「もたらされた文明」「エル氏の最期」「サーカスの旅」「かわいいポーリー」「契約者」「となりの家庭」「もとで」「追い越し」「診断」「告白」「交差点」「薄暗い星で」「帰路」「殉職」「相続」「帰郷」

4 ボンボンと悪夢/新潮社/1962.07/短編集
「椅子」「雪の夜」「処方」「凝視」「夜の道で」「夢の男」「利益」「不運」「症状」「顔のうえの軌道」「友を失った夜」「健康の販売員」「むだな時間」「乾燥時代」「囚人」「白昼の襲撃」「転機」「宇宙のネロ」「オアシス」「賢明な女性たち」「宇宙の指導員」「上流階級」「夜の侵入者」「鋭い目の男」「再認識」「目撃者」「報告」「循環気流」「専門家」「年間最悪の日」「模型と実物」「老後の仕事」「悪魔のささやき」「組織」「報酬」「すばらしい食事」

5 悪魔の挨拶 早川書房(ハヤカワ・SF・シリーズ)/1963.08/短編集
「宇宙のあいさつ」「願望」「貴重な研究」「小さくて大きな事故」「危機」「ジャックと豆の木」「気まぐれな星」「対策」「宇宙の男たち」「愛用の時計」「悪人と善良な市民」「不景気」「リンゴ」「解決」「その夜」「初夢」「羽衣」「期待」「反応」「治療」「妖精」「タイム・ボックス」「景品」「窓」「適当な方法」「運の悪い男」「贈り主」「タバコ」「初雪」「被害」「白い記憶」「救助」「繁栄の花」「泉」「美の神」「ひとり占め」「冬きたりなば」「プレゼント」「奇妙な社員」「砂漠の星で」「夜の流れ」「あとがき」

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