乱鳥の書きなぐり

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化物和本草 7 五丁裏(右頁) 「爪(つめ)の火(ひ)」 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

2020-08-09 | 山東京傳

 

 化物和本草 7 五丁裏(右頁) 「爪(つめ)の火(ひ)」

 山東京伝作 葛飾北斎画 寛政十 版元 山口屋忠右衛門

 

 

 化物和本草 3巻

 山東京伝作 1761-1816

 葛飾北斎画 1760-1849

 版元 山口屋忠右衛門

 寛政十 (1798)

 18cm

 黄表紙

 読んでいるのは、早稲田大学デジタルライブラリー

 

 

 

化物和本草 五丁裏

爪(つめ)の火(ひ)

つめのひと、いふハ とんよく

おゝきものゝ、おんねん也

これ あしやう てんとうへ

そむきたるやみをむさぼり

ふじやうのみして、みをくるしめ、おゝくの

かねはたゝいえて、しゝたるひと、こゝあん

ぢごくにおちて、どんよくのくらやみ

にまよひ、かくのごとく つめ へ ひを

ともして、しやばへ

    のこしおきたるかねを

    さがしもとめんと

    するなり、

    あさましき

    ことならずや、

 

化物和本草 五丁裏  下

      おそろしい

      しゆねんじや

 

 

 

地獄

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