京都大学落語研究会 春の京大 円山 花見寄席 @丸山公園屋外音楽堂 (King Crimson - Full Show (The Noise - Live At Fréjus 1982))
円山公園でまったりと花見を楽しんでいると、京大生が法被を着て、何やら呼び込んでいる。
子供と私は京都大学というだけで、目が輝く。
チラシをいただくと、円山音楽堂で、京大の寄席を行っているという。
これはいかねばなるまいて、、、
二人は年代こそ違えども、懐かしの円山屋外音楽堂へ、いざ!出発。
会場につくと、わたくしの学生時代とはずいぶんと会場の様子は変わっていたが、慣れ親しんだ円山公園屋外音楽堂。
何かそわそわと嬉しさがこみ上げる。
会場の観客は消して多くはなかったが、京大生が口調良く噺す姿に、家族は目をしばしばとさせていた。
京大生の落語や漫才は、良い意味で理が先に立ち、これをこれっぽっちも隠す気持ちすらない潔さがこぎみが良く、落語に暗い私ですら大変面白かった。
檸檬などの名をつけた二回生は、文学部かしらん、或いは梶井喜二郎が好きなのかしらんとほくそえむ。
この名づけ方のセンスに拍手を送りたい。
漫才で【いっこう】などといわれると何のことだか分らなかった(実は、タレント名)が、【「いなりずし」から酢飯を入れたり出したり(要約)と、そのあとの下り】は流石、京大ならではといった筋書きの面白みがあり、笑いが止まらなかった。
世間一般の漫才のように一般受けする内容ではなく、京大生の知識を生かして、ラーメンズ初期や後藤ひろひとの猿人ショー、松尾スズキのような多少理屈が前に出たコント風・芝居風漫才を目指されるのが良いのではないかと感じた。
また一回生の女子落語家はずいぶんと美人でかわいらしい学生(私は媼に足を突っ込んでいるので、ご安心を、、笑 本間、かわいらしい学生はんやこと)
筋書きも一生懸命で、業平好きの私としては、こんなに話を展開して遊べるのかと、うなった。
ただ、大和の郡山といった言葉が出てきたが、実際に龍田川が流れるのは三室山の近く。
屏風を見て歌を詠んだのも郡山ではなかったはずだ。
みずくゝるとは
で、違った落とし方をすると思いきや、私の予想は大幅に裏切られ、ああ、そう来るか!と感心した。
久しぶりの京大生は健在で、想像通りにかわいらしくまじめで、賢かった。
そして、見ていて気持ちが良く、比べてわたくしは齢を重ねたなあ、、と痛感した。(^^)
円山公園の後は熊野神社近くのペルシャ料理店に行く。
ここでも、家族はずいぶんとなつかしく、目をしばしばさせていた。
熊野寮の前を通ったが、立て看板よろしくで、ニンマリしてしまう。
こういったのは京都市が規制すべきではないと感じた。
なるみ餅は、残念なことに時間が遅かったせいで、閉まっていた、、、
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