乱鳥の書きなぐり

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130:『近世祭礼・月次風俗絵巻』「東の錦」東方出版 2005年 狩野博幸 山路興造 藤井健三 (2枚)

2012-08-19 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風


  130:『近世祭礼・月次風俗絵巻』「東の錦」東方出版 2005年 狩野博幸 山路興造 藤井健三


近世祭礼・月次風俗絵巻

「東の錦」

狩野博幸 執筆 
山路興造 執筆 
藤井健三 執筆

東方出版データーベース ▼
本書は江戸時代前期に制作された祭礼・風俗絵巻六巻を収録、各作品全巻を掲載するものである。

東方出版

2005-1

273 ページ 定価税31,500円






『近世祭礼・月次風俗絵巻』「東の錦」は、江戸時代 全二巻

「東の錦」というように江戸の四季が描かれる

 上巻春夏 下巻秋冬

 
 春 上野 花見
 島台をしつらえ赤い段幕を引き,花見宴たけなわ
 目を凝らすとずいぶんと楽しい光景が目に入る。

 島台とは
  大辞泉より ▼
  婚礼その他のめでたい儀式のときの飾り物。
  州浜の台の上に松竹梅を作り、これに尉(じょう)・姥(うば)を立たせ、鶴・亀などを配したもの。
  蓬莱山(ほうらいさん)をかたどったものといわれる

  大辞林 第三版より ▼
  洲浜台の上に,蓬莱(ほうらい)山を模した形をつくったもの。
  松・竹・梅・鶴・亀などの形で飾り,祝儀の際の飾り物とした。
  島形。島。蓬莱。


 
 夏 隅田川
 一般市民の納涼
 歌舞伎やモノクロ映画のワンシーンを思い浮かべる。

    

 江戸は美しい女性や男同士や遊びが多く描かれ、小粋さを強調しているように感じる。

    




 今回で『近世祭礼・月次風俗絵巻』の六作品全てを楽しみ終えることができた☆


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2 コメント

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こんばんは ☆ (てくっぺさまへ)
2012-08-20 00:00:40
 てくっぺさん、こんばんは(*^.^*)
「東の錦」は狩野博幸先生が解説を描いておられますが,残念なことにこの本には絵を描いた人や詞書き(ほとんどありませんでした)された方の名や所蔵地は示されていませんでした。
 画家名がわからず申し訳ありませんm__m
 
 てくっぺさんの浮世絵、是非是非拝見させていただきたいです☆
 おねがいしま~す☆
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こんばんはです。^±^ノ (てくっぺ)
2012-08-19 23:05:36
こちらは狩野派なのですか。^±^
で、うちもこのような絵を描いてみたいdす。^±^
無理だってば!(゜Д゜)ノx±x
でも浮世絵、描いてみたいなあ。^±^;←これの生き方が浮世そのものだし
返信する

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