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いつもの悪い癖で、現在 数冊の本を楽しんでいる。
昨日雑司ヶ谷鬼子母神堂の大型絵馬について記録したこともあり、その中の一冊として『日本美術大系17 中世絵画』を見て遊んでいる。
『日本美術大系17 中世絵画』はわが家の本棚に長年眠っているうちの一冊。
若い頃のわたしはこういったものに全く関心がなかったが、今のわたしには宝の本かもしれない。
説明を読んでいると知らないことが多くうれしくてならない。
『日本美術大系17 中世絵画』に鬼子母神の絵があった。
やさしい表情の彼女の伝説は、もとは仏教典からという。
昨日楽しんだ『全集 美術のなかの裸婦〈7〉寓意と象徴の女性像 』にはサロメの絵が三枚あった。
『全集 美術のなかの裸婦〈7〉寓意と象徴の女性像 』では着衣をほとんどつけてないか或は薄いサロメであったが、『THE ハプスブルク』展でみたそれはしっかりと衣服を身にまとっていた。
こういったことを考えても、しばらくは美術全集などを楽しむのもいいかも知れない。
わたしの机付近に置かれたままの宮田登氏の八冊のほとんどが手づかずもままという現実の中で、時は確実に進んでいる。
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