
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
身近な疑問から始める社会学
著者 山田 真哉(公認会計士)
発行所 株式会社 光文社
2005年2月20日初版1刷発行
2005年6月20日 14刷発行
700円
26日に読んだ三冊目は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
この本も著者のユニークさと穂と柄とテンポもよさで、50分ほどで読めました。
再確認的な内容で、楽しめる一冊でした。
P.150~151の『木を見て森を推測する』の中の名画を見るときも・・・云々の箇所に顕著に作者のユニークな感覚が現れており、作者好感を覚えました。
ダ・ヴィンチの「モナリザ」なら、まず彼女の手の描かれ方に注目すると、「これは描けない!」というようにその素晴らしさの一端がわかるという。
この!マークに注目したい。
明らかに本書からずらしてのひそかなるジョーク。
ダ・ヴィンチの「モナリザ」は賛否両論。
だが、「モナリザ」の手に関しては、右手は過度のデェフォルメ、左手は制作の途中の描きかけ。
ダ・ヴィンチというブランドがなければ・・・
表面だけを読めば何気ない文章だが、三年もかけて途中で投げ出した「モナリザ」を、著者は把握して文章を書いていることになる。
これを考えると、山田 真哉氏のいたずら心にほくそ笑んでしまう。
この内容表現の裏返しは、世の中の経財の表裏に通ずるものがある。
なんだか妙なところに感心してしまった一冊でした。
身近な疑問から始める社会学
著者 山田 真哉(公認会計士)
発行所 株式会社 光文社
2005年2月20日初版1刷発行
2005年6月20日 14刷発行
700円
26日に読んだ三冊目は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
この本も著者のユニークさと穂と柄とテンポもよさで、50分ほどで読めました。
再確認的な内容で、楽しめる一冊でした。
P.150~151の『木を見て森を推測する』の中の名画を見るときも・・・云々の箇所に顕著に作者のユニークな感覚が現れており、作者好感を覚えました。
ダ・ヴィンチの「モナリザ」なら、まず彼女の手の描かれ方に注目すると、「これは描けない!」というようにその素晴らしさの一端がわかるという。
この!マークに注目したい。
明らかに本書からずらしてのひそかなるジョーク。
ダ・ヴィンチの「モナリザ」は賛否両論。
だが、「モナリザ」の手に関しては、右手は過度のデェフォルメ、左手は制作の途中の描きかけ。
ダ・ヴィンチというブランドがなければ・・・
表面だけを読めば何気ない文章だが、三年もかけて途中で投げ出した「モナリザ」を、著者は把握して文章を書いていることになる。
これを考えると、山田 真哉氏のいたずら心にほくそ笑んでしまう。
この内容表現の裏返しは、世の中の経財の表裏に通ずるものがある。
なんだか妙なところに感心してしまった一冊でした。