乱鳥の書きなぐり

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曼珠沙華と平等院  だしぬけに咲かねばならぬ曼珠沙華、赤も亦悲しみの色曼珠沙華 (4景)

2011-10-13 | ことのは




             曼珠沙華と宇治の平等院













 今回は彼岸花では無く、曼珠沙華にしました。

 平等院には 曼珠沙華という言葉が似合うような気がいたします。


    


 曼珠沙華を『ホトトギス 季寄せ』稲葉汀子編に見ると、「まんじゅさげ」「ひがんばは」「まんじゅしゃげ」とあります。

「まんじゅさげ」はウィキには載っていませんでしたので、驚きました。
 
「沙」をネットでひくと、つぎのようにありました。





    いさ‐ご【砂・沙・沙子】-日本国語大辞典

 1 〔名〕石のきわめて細かいもの。すな。すなご。まさご。*書紀〔720〕神功元年三月・歌謡「たまきはる内の朝臣(あそ)が 腹内(はらぬち)は 異佐誤(イサゴ)あれや いざ闘(あ)はな我は」

 2 いさご 長(ちょう)じて=巖(いわお)[=岩(いわ)]となる-日本国語大辞典
砂が成長して大きな岩となる程の長い期間をいう。人の命や権勢が長く続くことを祝っていうことば。さざれ石の巖となる。*古今〔905~914〕真名序「砂長為巖之頌。洋々満耳」*宇津保〔970~999頃

 3 いさご に 金(こがね)泥(でい)に蓮(はちす)-日本国語大辞典
煩悩(ぼんのう)の泥の中にあっても、さとりの花を開いていること。つまらないものの中にも、優秀なものがまじっていること。*謡曲・阿古屋松〔1430頃〕「砂に金、泥に蓮濁りに染(し)まぬも人の心によるもの






    Feペディアとの一致 - Feペディア(出典:Wikipedia 提供:ニューズウォッチ)

 1 沙
 沙(しゃ)は、10-8(1億分の1)であることを示す漢字文化圏における数の単位である。塵の10倍、繊の1/10に当たる。なお、沙という字には、「川などの水辺から出来た比較的粒の細かい砂」という意味がある

 2 沙依巴克区⇒サイバグ区

 3 沙溢
 沙 溢(シャー・イー、1978年2月15日 - )は中国の俳優。中国人民解放軍芸術学院表演系を卒業し、現在は中国人民解放軍空政話劇団に所属。主な出演作品 テレビドラマ 上錯花轎嫁對郎 危險進程 滄海



    



 『ホトトギス 季寄せ』稲葉汀子編より 写す ▼




  曼珠沙華


 だしぬけに咲かねばならぬ曼珠沙華   後藤夜半

 赤も亦悲しみの色曼珠沙華       中村芳子

 

     







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