
写真は『熊坂』です。
十二月十八日春日大社
後宴之式能 春日若宮御祭礼式能楽 記録
春日若宮御祭礼式能楽の二日目、『後宴之式能』にいきました。
初心者なので理解とまではいかなかったのですが、とっても楽しませていただきました。
感想を記録すると多分数年後に読み返すと、赤面ものでしょう。
楽しいということだけを心の支えに、今後も少しづつ ゆっくりとマイペースで楽しむことにしましょう・・・
国指定重要無形民俗文化財
春日若宮御祭礼式能楽
後宴之式能 日時
平成18年12月18日(月) 午後2時始 場所 御旅所
能 羽 衣
シテ 金春 欣三
ワキ 福王茂十郎
ワキツレ 福王 知登
ワキツレ 喜多 雅人
狂言 太刀奪
太郎冠者 茂山 正邦
主人 茂山七五三
道通の者 茂山 宗彦
能 熊 坂
シテ 金春 穂高
ワキ 福王 和幸
間狂言 丸石やすし
能『羽衣』
能『羽衣』は一般によく知られているあらすじです。おまけに以前にもみたことはあったのですが、言葉が力不足の今の私には 聞き取りにくいのです。
ただとても優雅な舞や仕草が じんわりと心に響き渡るようで、ゆったりとした気分になり、見とれてしまいます。
羽衣を返してもらう前と後の動きの変化は、初心者の私にとっても魅力的です。
また羽衣の面や能装衣。頭にかぶっておられる月や花、蝶や鳥は見事なつくりです。とても気品に満ち溢れていて、うっとりとしてしまいました。
面の口には歯が描かれていて、とても表情豊かなものでした。
狂言『太刀奪』
狂言『太刀奪』歯面白く、笑わせていただきました。
筋書は省かせていただきますが、泥縄勉強ならず、『泥棒捕らえて縄を結う』といった内容で、最後には大失敗。
とても面白かったです。
能『熊坂』
『盗賊が山の上の牛屋、馬屋に身を隠して・・・・・・』
といった内容から、
『牛若丸とは知らずに・・・・・・』
といった具合に続くなどの掛詞などが多く、とても興味の持てる曲でした。
シテの熊坂の霊の面もとても素敵でした。
能ではどういうのか知らないのですが・・・・・・
立ち振る舞いや決め?、長刀の振りおろしや構え?、飛び上がったり足踏みしたり?と いった動きや仕草がとてもカッコが良かったです。
とても興味深い曲で、楽しませていただきました。
お気づきの点や間違い、失礼などがございましたら、お教えいただけましたら幸いです。
また失礼があれば お許しくださいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます