乱鳥の書きなぐり

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63; 『絵で学ぶ 古文書講座 漂流民と異国船との出会い』 油井宏子 著 2011年 柏書房

2011-06-13 | 読書全般(古典など以外の一般書)





2011年度

63; 『絵で学ぶ 古文書講座  漂流民と異国船との出会い』




 油井 宏子 (著)
 

    絵で学ぶ古文書講座―漂流民と異国船との出会い 油井 宏子 (単行本 - 2011/4)

    古文書はじめの一歩 油井 宏子 (単行本 - 2008/4)

    江戸時代&古文書虎の巻 油井 宏子、 柏書房編集部 (単行本 - 2009/4)

    古文書検定 入門編 柏書房編集部、 油井 宏子 (単行本 - 2005/10)

    そうだったのか江戸時代―古文書が語る意外な真実 油井 宏子 (単行本 - 2010/3)

    古文書はこんなに魅力的 油井 宏子 (単行本 - 2006/2)

    江戸が大好きになる古文書 油井 宏子 (単行本 - 2007/3)

    江戸奉公人の心得帖―呉服商白木屋の日常 (新潮新書) 油井 宏子 (新書 - 2007/12)



 柏書房

 2011年5月

 234ページ 1,995円





『絵で学ぶ 古文書講座  漂流民と異国船との出会い』を丁寧に読む。

「絵で学ぶ」と書いてあるが、実際には 「漂流民と異国船との出会い」に関する読み物として満足できる充実した内容。

 けして茶を濁したような内容ではなく、その逆で、古文書の時を追うばかりでは無く、漂流民を思い描くことができる内容。
 
 この本は「漂流民と異国船との出会い」或は「古文書」をはじめようかと思われておられる方にはお勧めいたします。



 上手い具合に文字が入り込み、読み物の中の必要な道具(文字)として、俄然読む気を引き起こさせる。

 難しい字もある。

 子どもの頃習っていた書道の行書や草書がこんなところで役にたつとは思わなかった。

 また、古文書関係の本はこれで四冊目なので、わたしにしては、随分読めるようになってきた。



 中味の濃い本に出会えたことを喜んでいる。







 見て下さいまして、ありがとうございます。






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