乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『おひとりさまの老後』  上野千鶴子 著

2008-12-06 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 (写真はイスタンブールで見かけた、魅力的な女性。長い時間、クロッキーを描いていた。  2008/10)

 

記録だけ  

 

2008年度 135冊目  

 

 『おひとりさまの老後

       

 上野 千鶴子 著

 法研

 平成19年7月12日第1版

 平成19年10月15日第18版

 263ページ 1400円+税

      images

 夜中、『おひとりさまの老後』を読む。

 読み物としても、結構 面白かった。

 この人は女性学が専門らしいが、確か女性社会学の立場から ひもといている人じゃなかったのかな?

 この人も、アサーティブネス・トレーニングについて、『介護を受ける』項目で記されていたよ。

 女性学専門だもの、当たり前だね。

 

 上野千鶴子さんって私より10年以上は年上なんだけど、読んでいると10年よりももっと 年齢が上に感じる人だな^^(笑み)

 非常に知性的で前向きだけど、本当は繊細な神経の持ち主のような気がする。

 表向きには突っ張っておられる表現をとられているが、結構かわいい性格なんだろうな^^

 

 上野千鶴子さんみたいな有名な先生でも 本の表紙の名前部分に 東京大学大学院教授って説明書きがあるんだ。

 表紙に書いてあるとね、読み進めていく内に、

『著者はどんな人だろう・・・。』

って イメージを膨らませてから、最後に著者略歴を見て納得するゲームができないんだよ。

 本は売れ行きは 倍増するのだろうけどね(笑み)

 

 難しいことは省いちゃうね。

 読んでいて思ったことなんだけど、女性っていろいろな生き方があるもんだなって、再び思い知らされたよ。

 まぁ、いいや。我が道を歩もう・・・。

 

 

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『世界の名画 秘められた なぞの物語』  桐生操 著  KKベストセラーズ

2008-12-05 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は2008年度のイランのペルセポリス)


 


記録だけ  


 


2008年度 134冊目  


 


 


『世界の名画 秘められた なぞの物語


 


  


 桐生 操 著


 KKベストセラーズ


 1999年7月5日


 201ページ 1500円+税


 


 本日の二冊目は桐生操 著の 『世界の名画 秘められた なぞの物語


 この本も 短時間ですぐ読めるよ。


 


 桐生操さんの本は『本当は・・・』シリーズなど、今までにも何冊か読んだな。


(乱鳥の桐生操著 読書記録 3冊 ▼)


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/s/%B6%CD%C0%B8%A1%A1


 今回の『世界の名画 秘められた なぞの物語』もなぞめいていて、面白かった。


 加えて名画や画家の話でしょう・・・。


 私のとっては、ことのほか 興味深いよ^^


 


 モナリザは今までもいろいろ言われていたな。


 学生時代にルーブルで長時間見たけど、どうなんだろうね。


 


 今回この本で大きな発見をしたよ。


 恥ずかしいことに私の好きなゴヤの『着衣のマヤ』と『裸のマヤ』はルーブルで見たと思いこんでいたんだ。


 あれは間違い。


 ァハハ・・・、プラドで観てたんだ。


 ゴヤも好きで、展示位置は覚えてるのにな。


 某部屋の出入り口の両脇上に、で~んと かけてあったんだ。


 確か右は『着衣・・・』だったな。


 好きな絵なので、長い間見続けていたよ^^


 今は亡き父もゴヤが好きで、うらやましがっていたのが忘れられない。


『ごめんね、おとうさん・・・・・・。』


 私が観せてあげれば良かったな。今にして、後悔。


 


 ヒトラーの頽廃(たいはい)芸術展の話は面白かったな。


 細いアーケードに、無理矢理700点をつめこんだってさ。


 それが、キヒルナーでしょ、ココシュカでしょ・・・。ベックマン、カンディンスキー、クレー、エルンスト、マルク、ゴーギャン、ピカソ、シャガールなど、そうそうたる画家たち。


 のどから手が出るほど、見たいよね。


 ダメだ!今日はオスカー・ココシュカの気分だよ。


 コーヒーを飲み、音楽を聴きながら、ココシュカの画集をみてきます。


 その後は、雨もあがったようなので 図書館に行って来ようかな。


 


 

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『NOを言える人の「話し方」47のレッスン』  平木典子 著

2008-12-05 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は 冬空)

 

記録だけ  

 

2008年度 133冊目  

 

 

『NOを言える人の「話し方」47のレッスン』

 自分の気持ちをきちんと伝えるヒント

 

  

 平木典子 著

 大和出版

 2003年1月8日

 182ページ 1300円+税

 

 とりあえず 読む。

 この本は 短時間ですぐ読めるよ。

 アサーティブないい方と攻撃的ないい方は違うんだね。うんうん、よ~く、分かったよ。

 全体を通して、英文例題訳みたいな日本語で、楽しかったな(笑み)

 表紙の著者の名前の上に日本女子大学教授って、わざわざ記してあるところが、かわいい人だなと感じたよ。

 オシマイ^^

 今日は記録・・・だけ、ごめんなさ~い。

 

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忘られる 朽ちゆくものの 美しさ いろは語らぬ 寒のあじさい

2008-12-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

.  =================

   忘られる 朽ちゆくものの 美しさ 

              いろは語らぬ 寒のあじさい

              ==============

 

       今日は何色に染めましょう・・・

     自由自在に、自分好みに・・・。

 

 

  家族は出勤 こどもは学校

  家には私と猫 ふたりだけ

  自分の時間を大切に、大切に^^

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奈良のもみじ (12月2日)

2008-12-04 | お出かけ

 

          images images images

 十二月二日の奈良のもみじです。

 今年はもみじが長いようですね。

 一斉に赤く色づかなかったせいでしょうか。

 十一月末の大雨が降った後も、もみじがこんなに残っているのは、ありがたいです。

 

 

 

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むかしばなし1 『屋久島の機織りのおばあさんに聞いたお話』

2008-12-04 | 民俗考・伝承・講演

 (写真は、奈良の三輪神社です。)

 

 むかしばなし 1

 『屋久島の機織りのおばあさんに聞いたお話』

 

 

 ===========

 むかぁし、蛇がいました。

 ===========

 

 

 

 上のお話は、以前にも書いたことがあるかも知れません。

 私は学生時代に、鹿児島県の喜界島に一人で旅した事があります。

 大島紬の機織りの音につられて民家を訪ねました。

 その時に話してもらったお話です。

 

「むかぁし、蛇がいました。」

 

 その後はいくら待っても、続きがありません。

 突然、おばあさんは大笑い。

「これで終わりだよ。」

と、得意そうです。

 

「むかぁし、蛇がいました。」

 普通なら、

 

 ======

 そりばっかし。

 ======

などの『結び』の言葉が欲しいところです。

 これはむかしばなしの変形パターンなのでしょうか・・・。

 中東にはこういった変形のパターンのお話があると聞いたことがありますが・・・忘れちゃいました。

 

 ===========

 むかぁし、蛇がいました。

 ===========

 

 肩すかしを感じ、何とも言えない洒落たお話では無いでしょうか。

 学生時代に旅した、豆腐屋一軒といった喜界島が、とても懐かしく思われます。

 

      帰りたし 波間にはせる 悲 俊

 

 

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カメラ教室  トホホ、素人の壁 (写真5枚)

2008-12-03 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 気まぐれで カメラ教室に行く。

 皆さんは手慣れた方ばかりで、場違いだったが、勇気を振り絞って楽しむ(笑み)

 構図や逆光ならまだしも、絞りがどうの、ホワイトがどうの、まるで外国語だ。

 いくらに絞って、なんだかんだ・・・、なんのことなのかさっぱり分からない。

 

 手元を見てみるよ、皆さん、ニコンだのキャノンだのの一眼レフのデジカメ、なが~い望遠などを持っておられる。

 前日、とりあえず家族のD200を出してはみたが、使い方が泥縄では、全く分からない。

 あきらめて、自分の簡単なカメラを当日に持っていくことにした。

 案の定、こんなカメラを持っているのは私くらいのものだ。

 恥ずかしい・・・。

 

 ご年配のおじさまが、600とか言うのを持っておられた。

 望遠が400で、ニコン本体が200だと言われる。

 素っ頓狂な私は、

「600倍ですか?」

とたずね、失笑をかった。ドジな乱鳥。

 

 鳥の写真が撮りたくて頑張っていたが、いつもぶれる。

 細かなところまではうつらない。

 他の方のページの鳥は、生きているのに・・・。

 

 長年の疑問が今回の教室で解消。

 鳥は望遠を使用しないと、うつらないそうだ・・・。

 知らなかった。

 おじさまは、

「弘法、筆を選ぶ・・・ですよ。ガハハハハ・・・」

と愉快そうだ。

 私は、実力だけではなく、道具としてのカメラの壁を新たに感じたのである。

 私は 簡単な安価のLUMIXより他は持っていないのだ ><;;

 

 一眼レフや望遠、マクロレンズか・・・、限界じゃん、私・・・。

       

 

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伊勢街道を遊ぶ � 『禁葷酒(きんくんしゅ)』とは、なんぞや? 奈良・安能寺

2008-12-02 | 民俗考・伝承・講演

 


    伊勢街道を遊ぶ � 


   『禁葷酒(きんくんしゅ)』 奈良・安能寺


 


       


          奈良・宇陀郡/安能寺 ▲


 


伊勢街道を遊ぶ � (乱鳥記録) ▼



http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3b76303cbf7dbb14d7be7093e4976560

 

 

 先日 伊勢街道の一部を楽しんだ。

 安能寺の山門で、『禁葷酒』と書かれた石碑を見た。


 


『禁葷酒』とは、なんぞや???


 調べていたが、どうも分からない。


 読み方さえ分からないという、もの知らずの乱鳥。


 気になって仕方がなかったので、本日 夕食時に家族に問うてみた。


 


 家族は、『きんくんしゅ』と読むのだと 教えてくれた。


 


 家族はせきが切れたように、『禁葷酒』とは、臭いものを食べたり酒を飲んで門に入ったり 、寺に持つ込んだりしてはいけないことだと教えてくれる。多分、中国から来た言葉だという。例が長い。まるで立て板に水だ。


 彼にこういう事を訪ねると、目を輝かせて話す。但し、話がとまらないのが、たまに傷。いつものことである。よしよし・・・^^


 


 ふ~~ん、そうなんだ~~♪


 私はてっきり『きんぐんしゅ』と読み、「酒を飲んだもの(群衆)は入ってはいけない」といういみだと思っていたよ。


 よくみると、確かに『軍』では無く、『葷』なんだ。


「くさかんむり」がついているよ・・・。


 


 調べてみると、『葷』とは 五葷(ニンニク・ネギ・ニラ・ラッキョウ・ノビル)などの臭い野菜のことを言う。


「くさかんむり」の「(五)軍」なんて、洒落た感じだな!と感心することしきり無し。


 五葷は、精力がつき、人間の心を乱すたる理由などで、修行の妨げになると考えられて禁止されたらしい。


 なるほど~、納得、納得。


 


 酒を飲んだり、酒を持ち込んではいけない・・・。


 ククク・・・・・・。


 馬鹿な私は 歌舞伎の『鳴神』を思い浮かべ、ほくそ笑む、いつもながらの阿呆であった。


 


 『鳴神』 我當丈 (乱鳥歌舞伎観劇記録 ▼)


 (注)開設当時は歌舞伎関係記録は、意識的にカナなどを使用にしておりました。


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/bf9bc57cfa2b321e61cb8387971b1692


 『鳴神』 愛之助丈 (乱鳥歌舞伎観劇記録 ▼)


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/64455ab646b9bffbb90fa22cb4845b5a


 大阪民族博物館 記録 『鳴神』の衣装の写真あり ▼


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/s/%CC%C4%BF%C0


 


 

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