一口に昆虫写真と言いますが、私的には3種類に分けて考えています。
①図鑑的な写真も含めた、通常撮るような昆虫写真。
②交尾、産卵から孵化、蛹化、羽化等の昆虫生態写真。
③マクロレンズを使った昆虫マクロ写真。
昔は、昆虫写真=生態写真のような考えをしていたこともあり、今でも毎年課題を決めて、『アゲハチョウの一生』的な撮影を続けています。
でも、最近一番面白く感じているのは、昆虫マクロかもしれません。
肉眼では見えない所を、マクロレンズの力を借りて撮ると、「こんなに綺麗だったんだ…」と、改めて感心することもよくあります。
ここ数回にわたって複眼をあげていますが、自分なりにレンズによる写りの比較などをしながら、モニターに映し出された昆虫達の美しい姿を楽しんでいます。
前回50mmでアブの複眼を撮った写真をあげましたが、やはり締めはこのレンズ単体(テレコン無し)で撮ったトンボの複眼でしょうか?
もう一枚はツマグロヒョウモンの美しい金色の体毛です。
これも、昆虫マクロ写真だからこそ見ることの出来る写真だと思います。
ツマグロヒョウモン(2倍に拡大) 金色の体毛を光らせるために、あえてストロボを当てました。
K-5 + TAMRON SP90mm Di MACRO (内蔵ストロボ使用) ISO 200 1/160 F11.0
アキアカネ やはりE-5に50mmといえばトンボの複眼でしょうか?
E-5 + ED 50mm F2.0 MACRO + FL300R (ライトトーン仕上げ)
頭部拡大(×3)