このブログに遊びに来ていただいている皆さんは、私の撮影は80%が昆虫、残りが野鳥である事はご存じのことと思います。
特に昆虫マクロに主眼を置いているので、
E-5用として ED 35mm F3.5 , ED 50mm F:2 , SIGMA APO MACRO150mm F:2.8
K-5用 TAMRON SPAF 90mm F:2.8、 E-P3用 MACRO ELMARIT 45mm F:2.8
以上、5本のマクロレンズを所有しております。
前回までに、このうち4本でトンボの複眼を撮り、これで終わりのつもりでしたが、1本だけ試さずに終わるのも何か引っかかるものがあって、結局35mmも試してみようということになりました。(なりましたといっても、自分で勝手に決めているだけではありますが…)
実際OLYMPUSの梅レンズで、どこまで複眼を解像させられるのか?については、私としても興味のあったこととは言え、ワーキングディスタンスがかなり短いので、この際EC-20との組み合わせも試すことにしました。
器材は、E-5 + ED 35mm F3.5 MACRO (+EC-20)+ FL-300R + ディフューザー です。
35mm単体で ISO 800 1/200 F13.0 ×2に拡大
前回の50mmと同じように太陽光を遮って、ストロボを当てています。(それにしても、近い!)
EC-20との組み合わせ ISO 800 1/200 F13.0 ×1.5に拡大
こちらはアキアカネ君が、いい位置に留まらなかったので、太陽光を遮れませんでした。
この大きさではよく解らないかもしれませんが、拡大するとやはり50mmや他のレンズと比べて解像力は落ちるようですし、若干甘さも残ります。
しかし、少なくとも複眼はしっかり解像させられたのですから良く健闘していると言えるのではないでしょうか?
値段も5本の中では最安値、25,000円程で買えますので、十分かもしれませんね。
残りの4本の中ではTAMRON SPAF 90mm Di Macroが、これも33,000円程度なので、コストパフォーマンスはかなりのものです。
こちらは解像度だけでなく、ボケが大変美しくK-5との組み合わせは最高だと思っております。
M4/3のMACRO ELMARIT 45mmもLeicaの名に恥じない、非常に艶っぽい絵を出してくれるお気に入りのレンズです。
後の2本が素晴らしいことは、皆さんもお使いですので、私が感想を言うまでも無いですよね。
結局、マクロレンズの使用レポートみたいになってしまいました。(^_^;)ゞ