MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

蛹化、失敗?

2012年05月22日 | 昆虫

しばらく続いていた春の生態連続写真も、このツマキチョウで一段落です。

例によって3時起きで確認したところ、すでにモゾモゾ動き始めていたので、すぐ撮影体勢に。

3時半頃脱皮が始まり順調‥‥と思っていたら、皮を振り落とした時に傷でもついたのか、緑色の体液が出て来てしまいました。

にもかかわらず、体を揺すり続けています。

Blog_1

「動いちゃダメ!体液が出ちゃう~。」 (王蟲じゃないって‥‥。)

Blog_2

結果こうなりましたが、10ヶ月後に羽化できるでしょうか? とは言え、産卵に気付かなかったら、枯れかけたアブラナに産み付けられていたので、餓死していたとは思います。 その意味でも何とか春まで頑張って欲しいですね。

E-M5 + ED 50mm Macro + FL300R

とりあえず、先に蛹化した2頭と一緒に水槽に入れ、防虫ネットを張った蓋を被せてベランダに置いておきました。

来年の春、何とか羽化の写真を‥‥。

Blog_

こちらも最後に残ったナミアゲハの孵化です。 狙っていた頭が出た瞬間の絵が撮れました。

蝶の幼虫の中でも、このナミアゲハの顔は私のお気に入りです。(^-^)

EOS7D + MP-E 65mm + SIGMA EM 140DG

今春の生態写真の成績は

ナナホシテントウ  孵化 1勝0敗

ツマグロヒョウモン   蛹化 1勝2敗  羽化 0勝3敗

ツマキチョウ         孵化 2勝1敗  蛹化 2勝1敗

ナミアゲハ      孵化 2勝2敗

    総合成績     8勝9敗            以上でした。

まあまあの成績ではないかと自負しております。

成功か失敗かは、あくまで蛹から出る途中、卵から出て来る途中等が捉えられているかどうかで決めています。

でもナナホシテントウの卵と、ツマキチョウの産卵を見つけたのはカミさんだったので、これがなければ去年とあまり変わらない成果だったんですよね。(^_^;)ゞ

これからしばらくはフィールドでの撮影に戻る予定です。(モンシロチョウの卵、などを誰かが見つけなければ   ‥ですが。)(^_^)

コメント (8)
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