MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

冬越し体勢のツマグロヒョウモン

2014年11月25日 | 昆虫

今日は雨、明日も雨、明後日は予定あり…。

雨の中でカメラを構える根性がないので、今週は撮影に出かけられない可能性が出てきました。(-_-;)

何とか金曜の午前中くらいは行きたいと思ってはいるのですが…。

カワセミは来週に期待するとして、今日は昆虫のネタです。

11月7日に孵化したベランダのツマグロヒョウモンが、一応順調(?)に越冬体勢になっています。

中にはへそ曲がりがいて、プランターの下を這っているヤツもいたりしますが、殆どはスミレやビオラの葉の下でジッとしています。

↓ が、幼虫たちの住み家となっているビオラです。

暖かい時は葉を食べたりしていますが、葉裏から表にはあまり出てきません。

葉をひっくり返したら2頭並んでいたので、お休みの所をちょっと失礼して状況写真です。

OLYMPUS E-M5 + ED60mm MACRO F2.8

下の小さい方が、7日に孵化の写真を撮った個体です。

孵化時は2mm足らずでしたから、それでもずいぶん大きくなりましたね。 

上の大きい方は、その数日前にビオラで孵化したらしいのですが、私は全く気づきませんでした。

夏のツマグロヒョウモンは産卵から1ヶ月程で羽化します。

でも幼虫で越冬するこの蝶は、ここ東京などでは終齢まで大きくなると凍死してしまう可能性が高いので、あまり大きくならず、ジッと我慢して春を待つのでしょうね。

今まで2回、同じようにベランダで越冬させましたが、3齢幼虫くらいまでの個体は無事に春に羽化して飛んでいきました。

沖縄など暖かい地方では、周年、このサイクルが行われるそうです。

あと4ヶ月…、無事に冬越しするところを見守ってやりたいと思います。(^-^)

コメント (2)
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