前回に引き続いてのお気楽昆虫写真ですが、手軽に持ち出すならEP-3+45mmでしょう。
しかし予想していた通り、45mmは被写体に寄らなければならず、残念ながらお気楽…とはいきませんでした。
綺麗なカメムシ…ヒメジュウジナガカメムシ ISO800 1/1250 F7.1
ジュウジナガカメムシしか私の図鑑には載っていませんでしたが、わずかに模様が違うのでネットで調べたらヒメジュウジナガカメムシと、解りました。
な、なんじゃこりゃ?…コウモリガ ISO200 1/200 F16 (内蔵ストロボ)
初めて見ましたが、図鑑で調べるまで名前は解りませんでした。確かにコウモリのようにぶら下がってますね。
お口直しに綺麗なヤツも…ヒメアカタテハ ISO800 1/1600 F7.1
最近見かける蝶はこのヒメアカタテハとツマグロヒョウモンがかなり多いようです。
キチョウ?ツマグロキチョウ? ISO800 1/320 F8.0 EP-3 +ED50mm MACRO +EC-20
これは、8月に撮ったものです。裏の黒い斑点はキチョウ(キタキチョウ)だと思うのですが、前翅の透けて見える黒縁にキタキチョウの特徴である出っ張りがありません。ネットで調べたところ「ツマグロキチョウはこの黒と黄色の境目がなめらかである」とありましたので、さあ困った‥(^_^;)ゞ。この特定に現在悩んでおります…。(これは50mmを使ってます。)
前回に引き続き、あまり気合いを入れずに撮る昆虫写真です。
こういう時は、重量級のE-5には留守番をしてもらい、E-P3の出番といきたいところですが、マクロレンズメインの時は多少でも距離をとれた方が楽なので、TAMRON SP90 + K-5が無難なところですね。
気楽に撮っていると、お馴染みの昆虫達も結構面白い絵になったりするので、またやってみたくなりました。
写真はすべてK-5 + TAMRON SPAF 90mm MACRO でノートリミングです。
マリーゴールドの花でお食事中…アキアカネ ISO800 1/320 F:8.0
※珍しく綺麗な花の上に留まったと思ったら、虫を捕らえたんですね。
腹筋!!…アオイトトンボ ISO800 1/640 F:8.0
※交尾の練習でしょうか?それとも、筋トレ?
死んだふり~…アオドウガネ ISO800 1/200 F:8.0
※居た場所が悪いので動かしたら、突然バッタリと動かなっちゃいました。
羨ましいな~…オンブバッタ ISO800 1/400 F:11
※オンブバッタのペアを撮っていたら、横でもう一匹眺めていました。ふられたんでしょうか?
そこに留まられても困るんだけど…マユタテアカネ ISO800 1/1000 F:8.0
※撮ろうと思ったらカミさんが被っている帽子に留まっちゃいました。
以上、お気楽昆虫写真でした。
このところ、いつものフィールドに出かけても、初対面の昆虫に会えることがほとんど無くなってしまいました。
だからといって出かけるのを止める気にもなれず、結局同じような写真を撮ることになります。
でも、それはそれで前回と違った雰囲気、また少しでも良い写真を撮ろうと努力することで、多少なりとも腕を上げる事に繋がると、自分なりに納得しております。
先月末からE-5を集中的に使っていましたので、今回はK-5とSP90をメインにキバナコスモスに来ていた昆虫達を撮ることにしました。
写真はすべて若干トリミングをしています。
ハラナガツチバチ(?) SP90mm ISO800 1/400 F9.0
ホシホウジャク SP90mm ISO800 1/1250 F9.0
ツマグロヒョウモン頭部(等倍に拡大) SP90mm ISO320 1/160 F10 (内蔵ストロボ)
やはり、蝶の複眼は小さいです。この拡大率では、少々キツイかも…。(^_^;)ゞ
モンキチョウ 55-300mm ISO800 1/1600 F9.0
これだけズームレンズを使いました。やはりこういう写真が一番撮りやすいですね。
このブログに遊びに来ていただいている皆さんは、私の撮影は80%が昆虫、残りが野鳥である事はご存じのことと思います。
特に昆虫マクロに主眼を置いているので、
E-5用として ED 35mm F3.5 , ED 50mm F:2 , SIGMA APO MACRO150mm F:2.8
K-5用 TAMRON SPAF 90mm F:2.8、 E-P3用 MACRO ELMARIT 45mm F:2.8
以上、5本のマクロレンズを所有しております。
前回までに、このうち4本でトンボの複眼を撮り、これで終わりのつもりでしたが、1本だけ試さずに終わるのも何か引っかかるものがあって、結局35mmも試してみようということになりました。(なりましたといっても、自分で勝手に決めているだけではありますが…)
実際OLYMPUSの梅レンズで、どこまで複眼を解像させられるのか?については、私としても興味のあったこととは言え、ワーキングディスタンスがかなり短いので、この際EC-20との組み合わせも試すことにしました。
器材は、E-5 + ED 35mm F3.5 MACRO (+EC-20)+ FL-300R + ディフューザー です。
35mm単体で ISO 800 1/200 F13.0 ×2に拡大
前回の50mmと同じように太陽光を遮って、ストロボを当てています。(それにしても、近い!)
EC-20との組み合わせ ISO 800 1/200 F13.0 ×1.5に拡大
こちらはアキアカネ君が、いい位置に留まらなかったので、太陽光を遮れませんでした。
この大きさではよく解らないかもしれませんが、拡大するとやはり50mmや他のレンズと比べて解像力は落ちるようですし、若干甘さも残ります。
しかし、少なくとも複眼はしっかり解像させられたのですから良く健闘していると言えるのではないでしょうか?
値段も5本の中では最安値、25,000円程で買えますので、十分かもしれませんね。
残りの4本の中ではTAMRON SPAF 90mm Di Macroが、これも33,000円程度なので、コストパフォーマンスはかなりのものです。
こちらは解像度だけでなく、ボケが大変美しくK-5との組み合わせは最高だと思っております。
M4/3のMACRO ELMARIT 45mmもLeicaの名に恥じない、非常に艶っぽい絵を出してくれるお気に入りのレンズです。
後の2本が素晴らしいことは、皆さんもお使いですので、私が感想を言うまでも無いですよね。
結局、マクロレンズの使用レポートみたいになってしまいました。(^_^;)ゞ