MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

EOS 7D + EF 70-300mm その2

2012年03月15日 | カメラ関連

今までは、カワセミポイントでAFの食いつきが速いCanonやNikonを横目で見ていましたが、実際使ってみて「なるほど…。」と納得しました。

特にダイビングの時は飛び込んだ水飛沫に合わせてシャッターを切るわけですが、以前はどの機種でも「捉えた!」と思ったら、ピントが来ないのでシャッターが落ちず、落ちた時にはカワセミは遙か彼方へ…、のパターンが殆どでした。

後は、いかに素早くセンターのAFフレームを飛び込んだところに持ってこられるか、が経験と技術になるようですね。

それでもやっぱり飛びものは難しいです。

でも確率的には、今まで数パーセントだったのが、20~30%には上がったと思いますので、今後が楽しみです。

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7D + EF 70-300mm    ISO1000  1/2500  f/8  (1/2サイズにトリミング)

タイミング、ピッタリでしたが魚を咥えてませんでした。(残念!) 300mmで距離が20mと遠いので、現像で無理してもお世辞にも解像度が高いとは言えませんね。次に期待です。

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7D + EF 70-300mm     ISO1000   1/8000   f/9  (1/2サイズにトリミング)

初めて良い角度でホバリングしてくれました。でもやはり遠いので解像度の高い写真にはなりません。おまけに露出が空に引っ張られて、SSは1/8000です。これでは、翼が止まって置物みたいですね。常時、高感度で絞り優先なのも考え物だと言うことがよ~く解りました。(反省。)

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上の写真の続きです。数秒間ホバリングをしてくれたので、10連写位できました。やはり翼が止まってます。(次こそは!)

というわけで、反省の多いテスト兼本番でした。

後は腕次第で良い写真が撮れそうだ、という事が解っただけでも多額の投資をした甲斐はあったようです。

尚、今回出演のカワセミは、美子チャンと仲良くし始めた雄の背美男君でした。

次回は、SIGMAのマクロフラッシュ EM-140DG が届いたので、大本命『MP-E65mm F2.8 1-×5 Macro』のレポートを上げたいと思います。

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新兵器 EOS-7D 登場。

2012年03月12日 | カメラ関連

思わぬ所から、全く使う予定のなかったCanonを手にすることになってしまいました。

昨日やっとカメラとレンズが揃い、今日は久しぶりに晴れたので、カワセミポイントへ。

着いてみたら驚くことに、なんと30台以上のカメラがすでに並んでいました。

この時期そろそろペアになり始めるので、給餌シーンが見られるかも…、という事なんですね。

結局、今日は給餌シーンは見ることが出来ませんでしたが、2羽並んだところは撮ることが出来ました。

Canon用の望遠ズームはEF70-300mm F4-5.6L IS なので、テレコンが付かないため、ちょっと距離のあるこのシーンはK-5 + DA300mm + FAF×1.7 に任せました。

でも、予想通りCanonのAFは、ズームレンズでも合焦が早いので、今後飛びものには活躍してくれそうです。

出来上がった絵について、初回の印象ではE-5の方がメリハリが効いているので好みです。

色々試してみて、また作例を上げたいと思います。

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まずは接近戦の写真を。距離は8m位でしょうか。もう少し、メリハリが欲しい感じがします。

EOS 7D  EF70-300mm F4-5.6L IS   テレ端 設定:ニュートラル (1/2サイズにトリミング)

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急降下! タイミングはズレましたが、この状態でもピンが許容範囲に来るのはさすがです。

   同  ISO1000  1/1000  f/7.1   (1/2サイズにトリミング)

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もうちょっとでペアになりそうですね。雌が要求しても雄はまだ魚をあげませんでした。

K-5 + DA300mm + FAF×1.7  ISO640  1/160  f/8 (2/3サイズにトリミング)

マクロレンズの方は数枚撮った程度ですが、こちらはかなり切れの良い、いかにもマクロ専用レンズらしい雰囲気が見えています。

こちらの作例は、また後日という事で…。

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今日も雨です。

2012年03月09日 | 近況報告

今日も一日中雨で、明日まで止まないそうです。

当然のようにネタが底をついてきたのですが、一応、中二日のペースを守るために、カワセミの飛行シーンの中から、残念ながら失敗してしまったものを出すことにします。

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   ①格好良いのに、ピンボケ…。 K-5 + DA 300mm  f/4 (2/3サイズにトリミング)

ピンボケか、被写体ブレか解りませんが、形が良いだけに残念な写真です。Photoshopでアンシャープマスクをかけてますが、ごまかしきれません。

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  ②お~い、そっちじゃないよ~。 同 (1/2サイズにトリミング)

これはピントが来ているのに後ろ向きに飛ばれてしまいました。魚も咥えているのに…。

…と、まあ殆どはこんな感じです。 飛翔シーンは、ホントに難しいですね。(^_^;)ゞ

前回書きましたが、昆虫のシーズンを迎えるに当たって、孵化専用と言っても良い、マクロ専用のCanon MP-E65mm F2.8が到着しました。(まだ本体の7Dは届いていません)

初めて手に取った実物は、長さが10cm足らずなのに710gとかなり重くて硬派なレンズです。

突然、予定外の導入になってしまいましたが、私のライフワークにはどうしても必要なレンズなので、かなり無理をしました。

このレンズ、撮影は昔のようにピント、露出、ストロボワークまで、マニュアルで行う必要がありそうです。

でも昆虫写真家、海野和男さんの作例を見ると、かなりシャープな、マクロ専用レンズらしい写りでしたので、難しいだけに面白そうですし、期待も膨らみます。

季節的にはまだ少し余裕がありますから、じっくりテストをするつもりです。

そう言えば、この後にE-M5も控えているんですよね。(^^;)

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雄のカワセミ

2012年03月06日 | 野鳥

いや~、久しぶりに暖かいですね~。

そう言えば、昨日は啓蟄でしたね。

また昆虫の季節が近づいて来ると思うと、何となく楽しくなってきます。

とは言え、まだ3月になったばかり、もうしばらく、私はカワセミ中心の撮影が続くと思います。

でも、今月はあまりカワセミの写真もゲット出来ていないので、少々ネタ不足…、ということで、あまりここには登場してこなかった、雄の「河 背美男」君を紹介します。

アップで見ると、ちょっと特徴があります。

それは、下の嘴が上より少し長いんですね。

この背美男君は、多分昨シーズンもここにいたのと同じ雄のようです。

という事は、もしかして美子チャンのお父さん‥‥?(?_?)

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河 背美男 君です。やはり雄の羽は美しいですね。めったに10m以内には近づけないのですが、この時は何とか8mくらいまで近寄ることが出来ました。k-5 + DA 300mm + FAF×1.7

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比較のために美子チャンも(後ろの白いのは先日の雪です)。比べると羽の色が違うのがよく解りますね。こちらは相変わらず5m以内でも全く動じません。 K-5 + DA300mm

話は全く変わりますが、つい最近、海野和男さんの著書「海野和男の昆虫撮影テクニック」が出版されたのをご存じでしょうか?

その中で、見てはいけないものを見てしまいました。

単に私が知らなかっただけなのでしょうが、CanonのマクロレンズにMP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォトというのがあったんですね。

このブログに遊びに来てくれている方達はご存じと思いますが、私は昆虫の生態写真撮影をメインと考えています。

その中で一番苦労しているのが、卵が孵化するシーンです。

昔は、各社マクロ専用のレンズがありましたが、OLYMPUSはもちろんPENTAXもNikon にも存在しておらず、仕方なくSIGMAの150mmMACROにEC-20で撮っていました。

海野さんもキャノン以外を使っている人は、この方法(等倍マクロレンズ+2倍テレコン)しかないと書いておられます。

でも、このマクロ専用レンズMP-E65mmにキャノンのAPCS-C機なら×8になるんですね。

いや~、知らなかった~。(-_-;)

こればかりは、「女房を質に入れても‥」、いやいや、「カミさんに土下座してでも <(_ _)>」手に入れなければなりません。

‥という事は、ボディは7Dしか考えられないし、7Dをマクロ専用機ではあまりにもったいないので、とりあえず望遠ズーム‥‥「あ゛~っ‥‥どうしよう。」「カワセミ狙いで、AFの速いC,Nを横目で見て我慢していたのに…。」

と言いながら、ヤフオクを見に行く私でありました…。(^_^;)ゞ

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エナガのお食事

2012年03月03日 | 野鳥

前回、コゲラの食事を記事にしましたが、なんと、続いてエナガの捕食シーンが撮影できてしまいました。

昨シーズン、一番通っていた立川市の昭和記念公園ですが、何度も書いた通り、今年はジョウビタキを初めとした冬鳥を殆ど見る事が出来ません。

それでも今度こそと出かけて見ましたが、2時間歩き回った末見る事が出来たのは、お馴染みのヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ…ばかりでした。

まあ今日はウォーキングだけになってしまったかな?と、公園の出口近くでカメラをバッグにしまいかけた時、(よくテレビでこういうシーン、ありますよね。)こちらに近づいてくるエナガの鳴き声が聞こえてきました。

予想通り目の前のアカマツの木に、数羽のエナガがやってきて飛び回り始めましたが、しばらくの間は松葉が被って写真になりません。

やっと目の前に来てくれたところを急いで連写。

ファインダーからは松葉を咥えたように見えたカットをモニターで確認したところ、松葉に見えたのは青虫でした。

咥えたところで飛んでしまったので、飲み込むところは見る事が出来ませんでしたが、大好きなコゲラに続きエナガの捕食を連続で撮れたことに大変満足です。v(^_^)v

器材 E-5 + ED 50-200mm SWD + EC-20   ISO800  1/200  F/8  (2/3サイズにトリミング)

Blog__3037454

エナガがやってきました。何かを見つけたようです。

Blog__3037458_2

イモムシ、見~つけた! どこにいるか解りますか? (それにしても、目が、か、可愛い。)

Blog__3037461

イモムシ、ゲ~ット! 遠くから、よく見つけるものですね。 お見事!

今頃、アカマツにいる青虫って、何の幼虫でしょう?

調べても、よく解りません。

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