MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

何日ぶりだっけ?

2017年06月07日 | カワセミ

久しぶりにカワセミの記事です。

前回のカワセミネタはピラカンサの花が丁度満開になった時でしたから、20日程前になりますね。

今日はイモムシの撮影が無かったので、カワセミ撮りに行くことにしました。

結果的にそれほど良くはありませんでしたが、池に着いてカメラを準備していたら、即、雌がやって来てくれました。

6時27分 花の後に実がビッシリと付いています。 ISO1250  1/1000  F/4.5

ここから飛び込み。

6時28分 この時は一瞬、「今日はついてる日かも!」と思ったのですが…。 ISO1000  1/1000  F/4.5

6時28分 石どまりから水浴びへ。 ISO1000  1/1000  F/4.5

この後、何回か来てくれましたが結局シャッターチャンス無しで終わってしまいました。

11時過ぎ、お立ち台にとまっている雌を横目で見ながら引き上げ。(-_-;)

 

今日で梅雨入りしたとか…。

しばらくの間、屋外での撮影機会が減ってしまいますね。

私は家のイモムシたちと相談しながら、カワセミに会いに来るつもりです。(^^;) 

 

 

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アカボシゴマダラのポートレート撮影

2017年06月06日 | 昆虫

昨日の朝のことでした。

カワセミ撮りに出かける予定で5時に起床。

明るくなったので、アカボシゴマダラを飼っている水槽を明るい窓際に移動しようと持ち上げたところ、底に面白いものが落ちていました。

ピンセットでそっとつまみ上げ、カメラの前へ…。

これは何でしょう? 機材:OLYMPUS E-M1 + M.ED60mm F/2.8 + FL600R    ISO200  1/125  F11

そう、アカボシゴマダラが脱皮した時に残す頭の部分の抜け殻です。

大きさは顔の直径が約2mmくらいでしょうか。(3齢から4齢への脱皮でした。)

胴の部分は脱皮後に食べてしまうのですが、頭は綺麗に抜けて下に落ちるのでそのまま残ってしまうようです。

それにしても“角の棘”から“猫の髭”のような所まで、うまく抜けるものですね~。(^-^)

そうだ!この際、予定していた顔を上げたところを狙ってみよう!

急遽、カワセミ撮りは延期に決定。

このアカボシゴマダラ君、普段は殆どこんな格好で動きません。

3日前、3齢幼虫の時のものです。(体長約2cm)

アカボシゴマダラやオオムラサキの仲間は、餌を食べるために移動する時以外は殆ど頭を上げないので、顔を撮る事がかなり面倒な幼虫なんです。

それにちょっと振動があったりするとピタッと動きを止めてしまい、見ていない時にササッと動いて直ぐ元に戻る…と言う動きをします。

まるで昔遊んだ「ダ・ル・マ・サ・ン・ガ・コ・ロ・ン・ダ!」を思い出しますね~。(^-^)

まあ、粘っていればそのうち動くはずなので、水槽からエノキの枝ごとカメラの前に置いて待つこと暫し…。

お腹を空かせた幼虫が動き出しました。

移動中の4齢幼虫です。

やっと見えたけど、もうちょっと顔を上げて欲しいなァ。

そうそう、そんな感じでGOOD!。

イモムシの中で、顔の可愛らしさはオオムラサキの仲間が一番ではないでしょうか?

この4齢幼虫君、今日の時点ですでに体長3cmまでに成長しています。

まもなくもう1回脱皮して終齢幼虫になるはずです。

私も初めて撮る蝶なので、蛹の期間がどれくらいなのかデータがありません。

アゲハだとこの時期なら10日から12日といったところなのですが…。

羽化は月末の沖縄撮影旅行にぶつかるかも…。

まあその時はその時で仕方ないですね。

 

それから、同時進行で大きくなっているジャコウアゲハもまずまず順調に育っています。

3日前の3齢幼虫です。

水面反射ではありませんよ。  ISO800  1/80  f/5.6

「幽体離脱~」…とは姿勢が違うか。(タッチじゃないって!)(^^;)ゞ

 

ジャコウ、アカボシ、どちらも産卵は5月18~19日でしたので、20日足らずでここまで大きくなったんですね。

昆虫の成長の早さにはいつも驚かされます。(^^)

明日は雨が降らなければ久しぶりにカワセミ撮りの予定です。

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1日だけ赤城山麓へプチ遠征 その2

2017年06月03日 | 昆虫

前回の続きです。

まずはヒョウモンチョウ系からいってみましょう。

クモガタヒョウモンの雄 ISO400  1/800  f/5

ヒョウモンチョウの仲間って名前の通り皆ヒョウ柄なので、肉眼で見ただけだと正確に同定出来ないものが多いんです。

クモガタヒョウモンの雄が雌に…と思ったら、両方雄でした。 IOSO400  1/1600  F4

翅を開いてくれませんでしたが、これはウラギンヒョウモンです。 ISO400  1/1000  F/5.6

次はイチモンジチョウ系へ。

見た目そのまま、イチモンジチョウです。(吸水中かな?) ISO400  1/1600  F/5

都内でもよく見かけるコミスジです。 木の上で見張りをしている事が多いのですが、今日は花の上に。 ISO400  1/3200  F4

次は地味なジャノメチョウを。

コジャノメと言います。 ISO400  1/800  F/6.3

翅を開くと…。

こんな感じです。(やっぱり地味ですね。) ISO400 1/250  F6.3

次はセセリチョウです。

ダイミョウセセリです。 ISO400  1/250  F65.6

チャバネセセリなどと違って、翅を開いてとまります。

最後はお馴染みの…。

ハルジオンで吸蜜するモンシロチョウ。 ISO400  1/2000  F/5

本音を言えば、こんな蝶の写真を撮るのが一番好きなんです。

交尾中のペアもいました。 ISO400  1/640  F/6.3

今回アップ出来る昆虫写真はこんな所です。

やはりもう少し暑くならないと、蝶やトンボの出はもう一つですね。

また夏になったら出かけてみたいと思います。

あと3週間程の間、自宅のジャコウアゲハとアカボシゴマダラの世話が続きそうです。

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1日だけ赤城山麓へプチ遠征(ウスバシロチョウを探して) その1

2017年06月01日 | 昆虫

昨年、見事に空振りだったウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)探しのリベンジに行ってきました。

一泊で昨日と今日2カ所に行く予定でしたが、一昨日の天気予報が変わり、昨日は雷雨注意報、今日は午前中雨…。

延期も考えましたが、今後の予定等があり難しいので1日だけでも頑張ってみることにしました。

カミさんも笑顔で「行ってらっしゃいよ。」と送り出してくれますし。

そりゃそうでしょう、煩いのがいなくなれば一日ノンビリ出来ますからね。(^^;)

行く前にカワセミ撮りの皆さんの顔を拝見してから、一路赤城山へ!(カワセミの調子はどうだったでしょうね?)

 

ゆっくり走っても2時間足らずで現地着。

最初にお出迎えをしてくれたのは、蝶ではなくトンボでした。

本日の撮影機材:OLYMPUS E-M1 + M.ZD40-150mm F2.8 PRO + MC-14

.

これはシオヤトンボ(シオカラトンボではありません)の雌です。 ISo400  1/1600  f/6.3

名前が似ているだけで無く、雄の姿もシオカラトンボに似ているんですよね。

ついでに今回撮ったもう一つのトンボも上げておきます。

これの同定が難しいんです。 ISO400  1/125  f/4.5

アサヒナカワトンボ or ニホンカワトンボ どちらなのか決めかねます。

でも、このメタリックグリーンのボディ、無色の翅、アサヒナカワトンボの雄である可能性が高いと思うのですが…。

解る方がおられましたらご協力の程、よろしくお願いします。

 

さて、今回の本命は最初に書いた通りズバリ!ウスバシロチョウです。

3年前にここにたくさんのウスバシロチョウがいて、撮影を堪能させてもらった事が忘れられずに昨年来てみましたが、全くの空振り。

今年も来て直ぐ高いところを飛んでいるウスバシロチョウを見ましたが、それだけ。

2時間近く歩いても撮れる気配がありません。

午後の雷雨注意報も気になるので、昼前には別の場所に行かなければ…。

11時半迄と期間を決めて、一番花のありそうな所へ行ってみました。

予想通りウスバシロチョウは何とか見られるのですが、とまってくれません。

あと10分待って撮れなければ諦めようと決めた時。

まず1頭が花にとまり、続けてもう1頭。

まずは横向きから ISO400  1/2500  f/4

バックが煩いので絞りをF4(解放)にしましたが、被写界深度が浅すぎたかも…。

それでも撮れただけ良しとしましょう。

 

この前後に撮った蝶の写真を少し。

今自宅で幼虫を育てているアカボシゴマダラです。 ISO400  1/1600  f/5

春型なので翅に赤い星がありません。

これも幼虫を飼育中のジャコウアゲハ(雄)です。 ISO400  1/640  f/5.6

もうどちらの幼虫も3齢まで育ちました。

 

今回、まだコレクションできていないアゲハが撮れました。

クロアゲハにそっくりなのですが、これはオナガアゲハです。 ISO400  1/800  f/4

クロアゲハに比べて後翅がスマートです。

これまで何故か出会いが殆ど無く、撮ることが出来ていない蝶でした。

 

ついでにお馴染みのアゲハをもう一つ。

ムシトリナデシコで吸蜜するアオスジアゲハです。 ISO400  1/3200  f/4

 

もう少しネタがあるので2回に分けようと思います。

…続く。

 

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