MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

1日だけ赤城山麓へプチ遠征(ウスバシロチョウを探して) その1

2017年06月01日 | 昆虫

昨年、見事に空振りだったウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)探しのリベンジに行ってきました。

一泊で昨日と今日2カ所に行く予定でしたが、一昨日の天気予報が変わり、昨日は雷雨注意報、今日は午前中雨…。

延期も考えましたが、今後の予定等があり難しいので1日だけでも頑張ってみることにしました。

カミさんも笑顔で「行ってらっしゃいよ。」と送り出してくれますし。

そりゃそうでしょう、煩いのがいなくなれば一日ノンビリ出来ますからね。(^^;)

行く前にカワセミ撮りの皆さんの顔を拝見してから、一路赤城山へ!(カワセミの調子はどうだったでしょうね?)

 

ゆっくり走っても2時間足らずで現地着。

最初にお出迎えをしてくれたのは、蝶ではなくトンボでした。

本日の撮影機材:OLYMPUS E-M1 + M.ZD40-150mm F2.8 PRO + MC-14

.

これはシオヤトンボ(シオカラトンボではありません)の雌です。 ISo400  1/1600  f/6.3

名前が似ているだけで無く、雄の姿もシオカラトンボに似ているんですよね。

ついでに今回撮ったもう一つのトンボも上げておきます。

これの同定が難しいんです。 ISO400  1/125  f/4.5

アサヒナカワトンボ or ニホンカワトンボ どちらなのか決めかねます。

でも、このメタリックグリーンのボディ、無色の翅、アサヒナカワトンボの雄である可能性が高いと思うのですが…。

解る方がおられましたらご協力の程、よろしくお願いします。

 

さて、今回の本命は最初に書いた通りズバリ!ウスバシロチョウです。

3年前にここにたくさんのウスバシロチョウがいて、撮影を堪能させてもらった事が忘れられずに昨年来てみましたが、全くの空振り。

今年も来て直ぐ高いところを飛んでいるウスバシロチョウを見ましたが、それだけ。

2時間近く歩いても撮れる気配がありません。

午後の雷雨注意報も気になるので、昼前には別の場所に行かなければ…。

11時半迄と期間を決めて、一番花のありそうな所へ行ってみました。

予想通りウスバシロチョウは何とか見られるのですが、とまってくれません。

あと10分待って撮れなければ諦めようと決めた時。

まず1頭が花にとまり、続けてもう1頭。

まずは横向きから ISO400  1/2500  f/4

バックが煩いので絞りをF4(解放)にしましたが、被写界深度が浅すぎたかも…。

それでも撮れただけ良しとしましょう。

 

この前後に撮った蝶の写真を少し。

今自宅で幼虫を育てているアカボシゴマダラです。 ISO400  1/1600  f/5

春型なので翅に赤い星がありません。

これも幼虫を飼育中のジャコウアゲハ(雄)です。 ISO400  1/640  f/5.6

もうどちらの幼虫も3齢まで育ちました。

 

今回、まだコレクションできていないアゲハが撮れました。

クロアゲハにそっくりなのですが、これはオナガアゲハです。 ISO400  1/800  f/4

クロアゲハに比べて後翅がスマートです。

これまで何故か出会いが殆ど無く、撮ることが出来ていない蝶でした。

 

ついでにお馴染みのアゲハをもう一つ。

ムシトリナデシコで吸蜜するアオスジアゲハです。 ISO400  1/3200  f/4

 

もう少しネタがあるので2回に分けようと思います。

…続く。

 

コメント
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