槿〔5〕

9/30
「雪明かり格子を１２下ろさずにしている様が風情を誘う()」
「先ほどの内侍の色気思いだし嫗の懸想に苦笑をしたり()」
「直接に『嫌だ！』と聞けばあきらめもつくというもの是非にと頼む()」
「つれなさを昔にこりぬ心こそ人のつらさにそへてつらけれ(#146)」
「あらためて何かはみえん人の上にかかりと聞きしこころがはりを(#147)」
「犬かみの床の山なるいさや川いさと答へよわが名漏らすな(古今集)」
「如才なく手紙の返事はしていこうしかし一線越えず振る舞う()」
「負け勝負ままでやめるはいまいまし世間の手前ありて迷えり()」
「決着がつかぬ思いで日が過ぎて幾夜帰らぬ二条院へと()」
「紫は寂しい思いで待ちたるを源氏慰髪を撫でつつ()」
「いっこうに機嫌なおらぬ紫を『何でもないョ』と日がな説得()」

日ハム優勝

9/30
「日ハムが二年連続優勝を達成したり無理と思えど()」
「新庄と小笠原抜け打撃陣弱体化せど堅守でカバー()」
「来年は監督さえも去るというメジャーになりしハムの行方は()」

ウォーキング0929

9/29
「早いもの九月も終わる頃となり風が冷たい一日となる()」
「ウォーキング新神戸からルート変え南に下り会社にいけり(4519歩)」
「いつもいく古本屋へと足が向く歌の本とか司馬さんを買う()」
「晴れならば朱印帳持ち寺詣り計画しよう河内あたりへ()」
「雨ならば『しあわせの村』久しぶりいきて動かんジムとプールで()」

わらぞうり

9/29
「布ぞうり習作としてナイロンのぞうり作れり要領わかる()」
「完成しよく見てみれば少し変何か足りないそれは何かな
(実用性はあるが使用する場所が少ない)」
「わらぞうり死出の旅路に履いていくナイロン製は持っていけない？
(棺桶に入れてはいけないらしい)」
「何足か作れば出きる自信作そこまでやるか少しまよえり()」

ミャンマー

9/28
「段々と激しさを増すデモ隊に武力行使の軍事政権()」
「流れ弾あたって死んだカメラマンまだ五十歳早すぎないか()」
「九割が仏を信じる国という軍事政権似合わないのに()」
「僧侶着る糞衣の色が焼きつけり色ない世界の血の色のごと(柿色？)」