そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集<衣># 7.1296-7.1298

2010年05月31日 |  / 万葉集
5/31
「譬喩歌タトエウタ集めるというこの段は今の比喩とはニュアンス違う
(譬喩歌タトエウタ)」
「今作る斑の衣目につきて吾は思ほゆいまだ着ねども(衣コロモの歌1/3首 #7.1296)」
「新調の斑の衣想像で私に似合うまだ着てないが()」

「紅に衣染めまく欲しけども着てにほはばや人の知るべき(衣コロモの歌2/3首 #7.1297)」
「紅色に衣を染めて着たならば派手に目立って噂になるか()」

「かにかくに人は言ふとも織り継がむ吾が機物ハタモノの白麻衣シロアサゴロモ
(衣コロモの歌3/3首 #7.1298)」
「色々と人は言うかも織り継がんわたしの機物ハタモノの白麻衣シロアサゴロモ()」
「特別の理由があるか彼の織る白麻衣シロアサゴロモ祭祀の故か()」

「人麿とことわりあるが人麿の臭いがあるか彼の歌には
(右ノ三首ハ、柿本朝臣人麿ノ歌集ニ出ヅ。)」


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ダービー

2010年05月30日 | 日めくり帖
5/30
「ダービーはエイシンフラッシュ優勝すピサやペルーサお呼びでなけれ()」
「どよめきにペルーサ暴れ出遅れる横山騎手も必死で騎乗()」
「エイシンの足いまだ認めるは納得いかず次走をみんか()」
「なんとなく消化不良の思いあり歯牙に掛けない馬の来たりて()」
「ペルーサは若さが出たと吐き捨てるように言いたり横山騎手は()」
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万葉集<施頭歌4>#7.1290-7.1295

2010年05月29日 |  / 万葉集
5/29
「海ワタの底沖つ玉藻の名告藻の花妹と吾ここにありと名告藻ナノリソノの花(#7.1290)」
「海の底沖の玉藻が存在を告げるがごとき名告藻ナノリソノの花()」

「この岡に 草刈る小子コドモ しかな刈りそね ありつつも 君が来まさむ 御馬草ミマクサにせむ
(#7.1291)」
「この岡で草刈る子等よ刈らないで そのまますれば 彼が馬草に()」

「江林ェハヤシにやどる猪鹿シシやも求むるによき白たへの袖巻き上げて猪鹿待つ我が背
(#7.1292)」
「江林に住む猪鹿シシ獲るによき白か袖巻き上げて猪鹿待つ夫()」

「霰降り遠江トホツアフミの吾跡川楊アドガワヤナギ刈れれどもまたも生ふちふ吾跡川楊
(#7.1293)」
「霰降る遠き吾跡川アドガワその楊ヤナギ刈れども生えるその吾跡川楊アドガワヤナギ()」

「朝月日アサツキヒ向ひの山に月立てり見ゆ遠妻を持たらむ人し見つつ偲はむ(#7.1294)」
「朝日出る向かいの山に月見える遠妻持てる人は偲ばん()」

「施頭歌は人麿歌集に若干の数残りたり特殊なリズム
(右ノ二十三首ハ、柿本朝臣人麿ノ歌集ニ出ヅ。)」
「施頭歌は中の五音が難しいリズムも意味も少し破調に()」


「春日なる三笠の山に月の船出づ遊士ミヤビヲの飲む酒杯に影に見えつつ(#7.1295)」
「春日なる三笠の山に月の船風流人の酒杯に映る(右ノ一首ハ、古歌集ニ出ヅ。)」
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万葉集<施頭歌3>#7.1284-7.1289

2010年05月28日 |  / 万葉集
5/28
「梯立の 倉梯川の 川の静菅シヅスゲ 吾が刈りて 笠にも編まず 川の静菅(#7.1284)」
「梯立の 倉梯川の 菅スゲ草よ わたしが刈って 笠にも編まず()」

「春日ハルヒすら 田に立ち疲る 君は悲しも 若草の 妻なき君が 田に立ち疲る(#7.1285)」
「春の日も 田に立ち疲る 君悲し 妻なき君は 田に立ち疲る()」

「山背ヤマシロの久世の社ヤシロの草な手折りそ己シが時と立ち栄ゆとも草な手折りそ(#7.1286)」
「山城の 久世の神社の 草抜くな 己オノが栄華の時にも抜くな()」

「青みづら依網ヨサミの原に人も逢はぬかも石イハ走る淡海県アフミアガタ物語せむ(#7.1287)」
「緑なす依網ヨサミで人に逢はぬかも淡海の国の物語せむ()」

「水門ミナトの葦の末葉ウラハを誰か手折りし我が背子が袖振る見むと吾ぞ手折りし(#7.1288)」
「水門ミナトなる葦の末葉ウラハを誰が折る 夫に袖振るために折りたり(#7.()」


「垣越ゆる犬呼び越せて鳥猟トガリする君青山の茂き山辺馬休め君(#7.1289)」
「垣越しに 犬呼び狩りを する君よ 茂き山辺は 馬やすめ君()」


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ラッシャー木村逝く

2010年05月27日 | 挽歌もどき
5/27
「プロレスのラッシャー木村逝きたもうよくわからねどシーンは残る(享年才)」
「マイク持ちパフォーマンスで人気あり思わぬ言葉飛び出し意外()」
「引退もビデオレターで告げきたる髭剃りましたがイントロでした()」
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