そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

髪の毛

2009年01月31日 | 日めくり帖
1/31
「以前読む本の間に挟まれる髪の毛多く老いを思える()」
「左耳生え際の毛が無くなれり覚えがなくも行方知れずに
(円形脱毛症みたいになっている)」
「二階より見送る母娘が頭頂を寂しいと言いはや二十年()」
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万葉集#0002

2009年01月31日 |  / 万葉集
1/31
「大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あめ)の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙(けぶり)立ち立つ 海原は 鴎(かまめ)立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島(あきつしま) 大和の国は()」
「いまでいう明日香の高市に宮をなす舒明天皇国見の歌を
(崗本の宮、天智・天武の父)」
「香具山は海から離れ鴎等見えないはずも海を知りたり()」
「熟田津の歌にもあらん舟旅は夫の舒明も当然したり()」
「瀬戸内を航行すれば大和国とんぼの形と知れるというか()」
「蜻蛉島(あきつしま)トンボの形のするといういかに知りてかその形など
(トンボが交尾した形だという)」
「この時代かなり不安な世情なり国見するほど余裕ありしか
(舒明天皇の時代は蘇我氏難い等してきた皇后)」
「人により記を引き継げる万葉という説もあり思惑いかに
(記は推古で終わり、万葉は舒明ではじまる。雄略は別)」
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良寛

2009年01月30日 | 法語もどき

1/30
「軒も庭も降り埋めける雪の中にいや珍らしき人の音づれ(良寛)」
「年老いし良寛さんの五合庵人も通わず雪に埋もれて()」
「深々と冷え込む庵で何をせん布団にもぐり書など読めるか()」
「良寛は曹洞宗の坊主なり開祖の禅師慕いたるとか(道元)」

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アップダイクを悼む

2009年01月29日 | 挽歌もどき
1/29
「ニューヨーカーウサギ四部作代表のアップダイクが亡くなるという
(享年76才、肺がん『走れウサギ』、『帰ってきたウサギ』、
『イーストウィック の魔女たち』)」
「名は知れど多分読まずにスルーする批評家言える夢ある人と
(近年はSFやファンタジーも書いていたらしい)」
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万葉集#0001

2009年01月28日 |  / 万葉集
1/28
「こもよ みこももち ふくしもよ みふくしもち このおかに なつますこ いえのらせ なのらさね そらみつ やまとのくには おしなべて あれこそおれ しきなべて あれこそませ あれをこそ せとはのらめ いえをもなをも()」
「万葉の歌のはじめはおおらかに天皇スメラミコトが乙女を口説く()」
「この王は初瀬の朝倉ましまして世を平らぐる人と聞きしが()」
「噂では人を大勢殺したる王と聞けども歌はおおらか()」
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