そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

天孫降臨-1( 邇邇芸の命)

2014年03月31日 |  / 古事記・古代史

2014/03/31

「天照 高木の神が 申される 忍穂耳に 降って行けと
(1葦原中国の平定が終わったと報告があった
,2葦原中国 治めに行け)」

「忍穂耳仰せになるに待てるまに吾ワレ子をなしきその子を降さんと(その子の名を天邇岐志国邇岐志アメニキシクニクニニキシ天つ日高日子番ヒコヒコホの邇邇芸の命という)」

「忍穂耳 高木の神の娘なる人と御合いし生みませる子は
(0:万幡ヨロヅハタ豊秋津師トヨアキツシ比売と御合い=
,1:天の火明の命
,2:日子番ヒコホの邇邇芸の命
)」

「忍穂耳おっしゃるように邇邇芸にと天降アモりますべしとのりたまう()」

「葦原の水穂の国を平らげる間は世代交代するほどなのか(平面的に表現しているが邇邇芸が何歳かは言っていない)」

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国譲り-5(櫛八玉の神の奏上)

2014年03月30日 |  / 古事記・古代史

2014/03/30

「櫛八玉の 神が膳夫カシワデの 役目して 神鵜となりて 御饗ミアエを献上()」

「是コの我が燧キれる火は 高天ヶ原には 神産巣日の御祖命ミオヤノミコトの とだる天の新巣ニイスの凝烟ススの 八拳ヤツカ垂るまで焼タき挙げ 地ツチの下は 底つ石根イワネに焼タき凝らして 栲繩タクナワの 千尋繩打ち延ハへ 釣ツリ為スる海人の 口大クチオホの尾翼ヲハタ鱸スズキ さわさわに 控ヒき依ヨせ騰アげて 打竹サキタケの とををとををに 天の真魚咋マナグヒ献る()」


この吾が 燧キりだせる火は
天上の 高天ヶ原の
神産巣日 御祖命ミオヤノミコトの
輝ける 天アマの新居で
凝烟ススなして 長く垂るまで
焼タき挙げて 地下に向けては
岩盤に 至りしほどに
焼タき固め 楮コウゾの長い
繩を打ち 延ハへ釣ツリをする
海人が 口が大きく
その尾鰭オヒレ 張った鱸スズキを
さわさわと 控ヒき依ヨせ騰アげて
割竹が たわむばかりに
どっさりと 聖なる真魚マナの
料理捧げる
(奏上文を七五調にした)」
 

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国譲り-4(大国主の服従)

2014年03月29日 |  / 古事記・古代史

2014/03/29

「建御雷天の鳥船出雲へと大国主に念を押すなり
(0国譲り条件=
,1住処を御殿仕様に
,2固い岩盤に太い宮柱を立てる
,3高天ヶ原に届くほどの棟木を立てて
,4わたしを祀ってほしい
,5八重事代主がリーダとすれば背く神はいない
,6多芸志の小浜に宮殿を作る[出雲大社]
,7櫛八玉の神[水戸の神の子孫]が膳夫カシハデ[料理人]になった
=ご馳走を差し上げる時に神鵜になって
,海底の埴をとってきて平たい皿をつくって
,海草の固い部分で臼と杵をつくって擦り合わせて火を作る
,8祝い事を奏上=後述
,9建御雷は高天ヶ原に帰って葦原中国平定の報告をした
)」


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国譲り-3(建御名方の服従)

2014年03月28日 |  / 古事記・古代史

2014/03/28

「汝が子なる事代主は是としたが他に聞く子はあるかと問える()」

「他の子は建御名方の神がいる彼を除けば他には無しと()」

「こんなとき建御名方が現れてコソコソ話すはどこの誰だと
(1大きな石を手でもてあそびながらやってきて
,2力比べをしようと言い出す
,3建御雷の手を握ったら氷柱のように冷たかった
,4さらにその手が剣になった
,5建御名方は驚いて引き下がる
,6逆に建御雷が建御名方の手をとると
,7若い葦を握りつぶすように手を取り
,8たちどころに遠くへ投げ飛ばした
,9恐れをなした建御名方は逃げた
)」

「逃げ出せる建御名方を追いかけて信濃の諏訪に追い詰めるなり
(1命乞いをする
,2この地から出ない
,3父大国主に背かない
,4事代主にも背かない
,5建御雷の神のまにまにします
,6降伏します
)」


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国譲り-2(事代主の服従)

2014年03月27日 |  / 古事記・古代史

2014/03/27

「使者となる二人の神は出雲なる伊耶佐の小浜に降りてきたれり
(1建御雷
,2天の鳥船)」

「剣ツルギ抜き波穂に逆に刺し立ててその切っ先にでんと座れり
(浜辺のどの辺りに剣を刺したのか、柄の方を下に刺すというのも変。浜辺のすぐ近くに尖った岩があるとその岩に座るとも考えられるが…)」

「大国を呼び建御雷は問いただす天照等の言葉伝えて(葦原中国を息子の忍穂耳に治めさせるがどうかと…)」

「わしでなく子の事代主に答えさす今は美保にて遊漁をすると(鳥や魚をとっている)」

「鳥船で事代主をつれてきて意思を確認すれば応えり
(1大国主にこの国を天の子に奉ろうと進言
,2船を踏み傾むけて
,3特殊な柏手をうって
,4船を青柴垣に変えて
,5その中に隠れてしまった
)」




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