2017/06/30
「夏草やベースボールの人遠し(M31)」
「野球好き子規は見ており遠くからプレイができぬ病気によって()」
「昇から野球という訳考えた俗説もあり本当は違う()」
「年二回茅の輪をくぐる祓いあり半年分の汚れ祓うと(『夏越しの祓え』)」
2017/06/29
「夏帽や吹き飛ばされて濠に落つ(M29)」
「キャップよりハットに変える夏帽子(凡)」
「夏帽と省略するもありという子規の一句に気負いはなけれ(堀→濠はいいが、どんなところか)」
「駒鳥はヒンカラカラと鳴くらしい馬のいななき似た鳥という(『渓谷の駒鳥』)」
2017/06/28
「家持は何故にまとめる萬葉の歌の数々その根本は()」
「家持の生きた時代に思い馳せ人の交流想像をせよ()」
「父旅人叔母郎女はメンターか少し深堀するもよし()」
「巻頭は野にいで軟派するようす吟いてまことおおらかに()」
「最後には日記のような記述なりなぜ目的が達せられずか(巻17〜20の4巻)」
「公になるも勅撰和歌でなし出でくる経緯何がありたり()」
「大伴は名門部族も宮廷にいかなる位置を占めていたのか()」
「『万葉集』命名するは平安のはじめであるも誰かわからぬ()」
「風前の灯火なるか大伴氏藤原氏への恨みを隠す()」
2017/06/28
「蚤とり粉の広告を読む床の中(M31)」
「今ならばゴキブリ捕りの効能を読み設置する台所かな()」
「蚊とともに蚤や虱と戦える子規は探せる彼の武器()」
「本日は梅雨のなかでも雨が降る確率高い特異日なりし(『雨合羽の由来』)」
2017/06/27
「一つづゝ殺せども蚊のへらざりき(M28)」
「季語は蚊か一文字なりし季語もめずらし()」
「子規は蚊に来襲されて悩まされ夜も寝られぬほどでありしと()」
「迷信も茗荷たべすぎ物忘れひどくなるとは由来はなにか(『みょうがの物忘れ』)」
「歌人なる河野裕子は茗荷ずき旦那の本で確か見ました()」