9/29
「最終章『構造主義』がテーマなり時間の扱い問題にする()」
「空間と時間の対立数学はいかに扱うニュートンを見よ()」
「ニュートンの微積は時間の刻印を押されていたり生まれてずっと()」
「当然に無限を扱うことになるただその無限時間的なり(アリストテレスの時間的な可能性の無限)」
「無限にはカントル的な『実無限』あるがニュートンそれではなけれ()」
「開いたり閉じたりしたる体系は拡張見れば開けるがよし(関数の定義域は開いた体系であるべき)」
「構造を建築物にたとえたるブルバキの比喩適切でなし()」
「心理学ビアジェも触れる構造の条件整理彼はやりたり(構造主義がややもすると陥りがちな硬直からそれをすくいだし、その生産性を回復するために書かれたと思われるピアジェの構造主義は…)」
「構造の条件3つあげていて全体・変換・自己制御とか(1.全体性/2.変換性/3.自己制御)」
「文字どおり全体性の反対は集合のもとの要素でありし()」
「全体と部分が氷炭相容れぬ対立なりと見るは誤り()」
9/29
「わが彼氏待てど来ません天の原振り返り見りゃ真っ黒な夜も更けます夜が更けりゃあらしが吹けば立って待つわが袂にと降る雪は凍ててしまった今更にあなた来ないかさな葛後も逢おうと慰める心を持って袖をもち床打ち払ひ現実にあなたに逢わず夢にさえ逢うと見せてよ満ち足りた夜に()」
「我が背子は 待てど来まさず 天の原 振り放け見れば ぬば玉の 夜も更けにけり さ夜更けて あらしの吹けば 立ち待つに 我が衣手に 降る雪は 凍りわたりぬ 今更に 君来まさめや さな葛 後も逢はむと 慰むる 心を持ちて み袖もち 床打ち払ひ うつつには 君には逢はじ 夢にだに 逢ふと見えこそ 天の足り夜に(#13.3280)」
「わが彼氏待てど来ません雁の音も響いて寒い真っ黒な夜更けちゃった小夜更くとあらしが吹けば立って待つわが袂には置く霜も氷って冴えて降る雪も凍ってしまう今更にあなたは来ないさな葛後に逢おうと大舟の思ひ頼めど現実にあなたに逢わず夢にさえ逢ふ予感あり満ち足りた夜に()」
「我が背子は 待てど来まさず 雁が音も 響トヨみて寒し ぬば玉の 夜も更けにけり さ夜更くと あらしの吹けば 立ち待つに 我が衣手に 置く霜も 氷ヒに冴えわたり 降る雪も 凍りわたりぬ 今更に 君来まさめや さな葛 後も逢はむと 大舟の 思ひ頼めど うつつには 君には逢はじ 夢にだに 逢ふと見えこそ 天の足り夜に(或る本の歌に曰く#13.3281)」
「衣手にあらしの吹きて寒き夜を君来まさずは独りかも寝む(反し歌#13.3282)」
「わが袂嵐が吹いて寒い夜にあなたは来ない独りで寝るか()」
「今更に恋ふとも君に逢はめやも寝イる夜を落ちず夢に見えこそ(#13.3283 右四首。)」
「今さらに恋せどあなたに逢えぬなり寝る夜はすべて夢で見たいな()」
9/28
「甘い声甘いマスクのアンディーが膀胱ガンで逝ってしまえり(享年84才)」
「バラードが得意なりしか主だったかの名曲を残してきたり()」
「ニッボンの暮れの紅白出たこともありというなり親しまれおる(『ムーンリバー』、『酒とバラの日々』等が有名)」
9/28
「…(定理13:円分多項式Φn(X)はすべての有理数を係数にもつ)」
「…(定理14:円分多項式Φn(X)は有理数体上で既約である)」
「…(定理15:円分多項式Φn(X)の次数はΨ(n)である)」
「…(定理16:有理数体Pに1の原始n乗根ζを付加した体P(ζ)のガロア群はmod nの既約剰余系の乗法群と同型である。)」
「コンパスと定木によって作図する代数的には次の表現(定理17:既知の量a,b,cから、加減乗除と平方根によって長さの測れる量は定木とコンパスによって作図できる)」
「…(定理18:直角座標系でいくつかの点の座標がある数体Kに属するとき、それらの点を結ぶ直線の方程式の係数はやはりKに属する。また、それらの点を中心として、半径がKに属するような円の方程式の係数もやはりKに属する)」
「…(定理19:このような直線や円どうしの交点の座標は加減乗除と平方根によってえられる)」
「…(定理20:1から出発して、定木とコンパスで作図できる量は有理数体から2次拡大を繰り返した体に属する。逆にそのような体に属する。量は定木とコンパスで作図できる。)」
「…(正n角形が定木とコンパスで作図できるためにはψ(n)が2の累乗となることである。)」
「例題で正5角形作図せよ華麗な定木とコンパス使い(3,5,7,257角形等が作図可能)」
「例題で(2/3)πを3等分することできぬを証明しろと(この問題は正9角形を定木とコンパスで作成する問題となる)」
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「コンパスと定木を持って正n角形描くは幾何の重要題と()」
「『原論』に3,4,5,6描く法書かれているが7はなかった()」
「正7はアルキメデスが挑戦もこの天才もうまくはいかず()」
「天才のガウスは描けるびっくりの正17に成功したり(ガウスにとっても数学史にとっても極めて重要な意義を持っていた)」
「円周を等分するに帰着する正多角形作図問題(円分論の発達をうながす)」
「今日の類体論の原型は円分体の整数論と()」
「要するにガウスは円の分割を代数論に置換をしたり(X~n=1というn次方程式を解く問題に置き換えた)」
「………(X~n-1=0にガロアの理論を適用するには困難がある。それはX~n-1が既約でないこと。)」
「………(
たとえばX~3-1=(X-1)(X~2+X+1)となり、(X~2+X+1)だけが問題となる。つまり3乗してはじめて1になるような根だけが重要になる)」
「………(一般にX~n=1の根でn乗してはじめて1となるような根だけを問題にし、そのような数を1の原始n乗根という。1の原始乗根だけを根とする方程式をΦn(X)=0とすると、このΦn(X)をn次の円分多項式という。)」