神無月終る

2024/10/31

「見切りにて発車したけど大事ｵｵｺﾞﾄが起こって追加記事投稿す[][]」

「十月もはや末日になりにけり津々浦々の神は帰るや[][]」

「明日からは十一月で冬衣装この前夏の仕様にしたに
 [夏も済んでみればあっという間だった。暑かったけれど][]」

「ドジャースがワールドシリーズ制覇して大谷・山本してやったりと[][]」

「五点差を跳ね返したりドジャースは再リードにも逆転をする
 [応援のしがいのあるゲームだった][]」

「ケルトでは死者を迎えるハロウィーン日本の盆のような習慣
 [季語：ハローウィン][]」

「死者帰りくるといふハロウィーン[][]」

「ハロウィンの子らにぎやかにドア叩く[あさなが捷][]」

「担任に似たる南瓜やハロウィーン[山火律子][]」

「ハロウィンや闇から闇へ仮装の子[中藤百々代][]」

「ハローウィンの魔女へ天使へ舞ふ木の葉[中村悦子][]」

「校庭にハロウィンの魔女集合す[火箱遊歩][]」

「ハロウインのかぼちゃならべて大騒ぎ[高野綸][]」

「ハロウィンの肩の天使や檀の実[和田政子][]」

引きこもり語呂源氏

2024/10/30

「水曜日ペタンクもなくフリーな日また閉じ籠り語呂源氏やる[][]」

「目はしょぼり根気もなくてへたりたりマイルストーンも立てられぬ身に[][]」

「語呂合わせ今月分をまとめ出す今日にまとめてアップをせんか[][]」

「夜業とはヤギヤウと読むが一般にヨナベと読むが普通ではあり[][]」

「三時四時夜なべの真似をしてみたし[季語：夜業][]」

「夜なべして伯父の自序伝読み終えて[篠田三七子][]」

「握り飯夜なべの巫女にとどきけり[小菅高雪][]」

「夜なべして足袋を繕ふ老眼鏡[永野秀峰][]」

「ほろほろと夜なべの爪の乾くなり[西田孝][]」

「夜なべして蜥蜴とジンの匂いかな[村山半信][]」

「ラジオ消え夜なべの音も消えにけり[長浜好子][]」

市の子にペタンク練習

2024/10/29

「火曜日で昼からペタンク市の子へなか卯で飯し下道でいく[][]」

「怪我をした大谷出るか不安だが彼なら出るが必定である[][]」

「今日勝てば三勝になりドジャースは圧倒的に有利になれる
 [怪我の心配をはねのけて、大谷が大活躍、勝利を呼び込むと予想する][]」

「ポピュラーで食べる機会の多かりき蜜が入れば極上となる[季語：林檎][]」

「悪びれず林檎は芯に蜜溜むる [森茱明][]」

「卓囲む共に林檎の咀嚼音[松村富子][]」

「殺すほど愛してをらず林檎むく[柴田佐知子][]」

「林檎剥くはるかなる星廻らせて[清水晃子][]」

「林檎剥くときも彼女の几帳面[稲畑汀子][]」

「林檎むく器用不器用いづれとも [稲畑汀子][]」

「寿の文字抜き染めし林檎むく[志水芳秀][]」

総選挙開票結果

2024/10/28

「一夜明け選挙結果はそれなりに予測通りに与党は破れる[与党:野党=203:213][]」

「公明の石井党首は落選す公明にしてこんな結果に[][]」

「大阪の維新は強く席巻す地方から出て日本に根付け[][]」

「昨日の大谷怪我をしてしまう左の肩を亜脱臼する[盗塁で滑り込むも失敗][]」

「三戦は明日開かれるニューヨークアウェーで不利も頑張ってほし
 [大谷は出場するらしい][]」

「本日は生涯チームのペタンクがあるもグランドビショビショだろう
 [昨晩はずっと雨降り、今朝雨はあがったが、休む。][]」

「久しぶり半田麺くうコロッケと卵をとじて12時前に[][]」

「マミちゃんが今日退院で妻はベガにて帰りを待てり[お祝いの品を持って行く][]」

「紀伊にある暖簾のやうに吊し柿[季語：干柿][]」

「姪の名のすぐに出て来ず吊し柿 [齋藤厚子][]」

「吊し柿自家製といふもてなしに [稲畑廣太郎][]」

「残照の長長とある吊し柿 [岡本秀子][]」

「マンションの染みのやうなる吊し柿

[荒木甫][]」

「吊し柿夕日に溶けて信濃かな [田中信行][]」

「頃合ひの風に日輪吊し柿 [植村蘇星][]」

「稜線に並びてゐたり吊し柿 [高倉和子][]」

山本先発

2024/10/27

「第二戦山本先発いかなるか押さえてほしいヤンキース打線を[][]」

「七回を一安打にて押さえたりほぼ完璧な投球をした
 [ソトに本塁打を一本打たれたのみ][]」

「日曜のパズル数独それなりも自動は三時間弱かかってしまう[][]」

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「龍田姫源氏の二巻箒木で染め物うまい女のことよ[季語：龍田姫][]」

「見えかくれしつつ現れたり竜田姫[長屋璃子][]」

「湧水のそばに來てをり龍田姫[谷村幸子][]」

「竜田姫訪うて尼寺はなやげり [平井改子][]」

「巡礼にここぞと嶺の竜田姫 [山崎靖子][]」

「絵筆にて野山色置く竜田姫 [伊藤公女][]」

「竜田姫去りて残さる老教師 [瀬下るか][]」

「竜田姫心開いてくれさうな [高橋将夫][]」