そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

プロレス放送中止

2009年02月28日 | 日めくり帖
2/28
「プロレスのテレビ放映半世紀続いたけれどいよいよ終わる()」
「幼き日空手チョップに興奮し力道山を英雄とした()」
「伝説のアリと猪木の再放送ショーであるならせずがよけれと
(猪木は唯一残った戦い方でドローに持ち込んだ)」
「女房のコブラツィスト凄きかな戯れといへ悲鳴ぞ出づる(島田修三)」
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万葉集#0045 ~0049

2009年02月28日 |  / 万葉集
「輕皇子後の文武のことなりき人麿吟うほどのいわれが
(輕皇子の安騎(あき)の野に宿りませる時、柿本朝臣人麿がよめる歌)」
「やすみしし 我が大王 高照らす 日の皇子 神ながら 神さびせすと
太敷かす 都を置きて 隠国の 泊瀬の山は 真木立つ 荒山道を 石が根
禁樹サヘキ押しなべ 坂鳥の 朝越えまして 玉かぎる 夕さり来れば
み雪降る 安騎の大野に 旗すすき 小竹シノを押しなべ 草枕 旅宿りせす
いにしへ思ひて(#0045)」
「かへり歌みじか歌とは明確に分けていたらしここは後者と()」
「安騎の野に 宿れる旅人 うち靡き 寝(い)も寝(ぬ)らめやも いにしへ思ふに
(短歌#0046)」
「安騎の野はいにしえ人の霊気あり人麿の歌それを読めるか()」
「ま草苅る荒野にはあれど黄葉の過ぎにし君が形見とそ来し(#0047)」
「黄葉モミジバを形見となせるその君はいかなる人か深読みしたし
(草壁のことらしい)」
「東の野に炎の立つ見えて反り見すれば月かたぶきぬ
(霧が出ている早朝なんだろう#0048)」
「いにしの古事を偲びて年毎に安騎では人が集い来ると
(スッキリ晴れなくて最近は月がでないらしい)」
「日並(ひなみ)の皇子の命の馬並めて御狩立たしし時は来向ふ(#0049)」
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いとおしい

2009年02月27日 | 日めくり帖
2/27
「そばにいるこのワン公に抱きたる気持ちは優しそれは慈悲かな()」
「男には子は成せぬけどこの犬を我が子とするは何の障りが()」
「しっぽふり近づいてくるいとおしさ高く望まぬそれだけでよい()」
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万葉集#0044

2009年02月27日 |  / 万葉集
2/27
「吾妹子をいざ見の山を高みかも大和の見えぬ国遠みかも(#0044)」
「石上イソノカミ麿は伊賀から伊勢路もち大和を見るも大和は見えず
(右の一首は、石上の大臣オホマヘツキミの従駕つかへまつりてよめる。)」
「持統帝臣下の諫に耳貸さず迷わず行けり伊勢の大神()」
「天皇に農作ナリハヒの前動くなと諌めてみるが言うこと聞かず
(右、日本紀ニ曰ク、朱鳥六年壬辰春三月丙寅ノ朔戊辰、 浄広肆廣瀬王等
ヲ以テ、留守官ト為ス。是ニ中納言三輪 朝臣高市麻呂、其ノ冠位ヲ
脱キテ、朝ニササゲテ、重ネテ諌メテ曰ク、農作ノ前、車駕以テ動ス
ベカラズ。辛未、天皇諌ニ従ハズシテ、遂ニ伊勢ニ幸シタマフ。五月
乙丑朔庚午、阿胡行宮ニ御ス)」
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万智さんの短歌入門

2009年02月26日 | 字余り
2/26
「短歌入門」という類いの本を並べて読んでいる。語呂合わせからぬけでるために、もう一度各々の作歌技法を身につけるためである。歌人の述べることを、述べるテーマごとにマトリックス上にまとめようとしたが意外にこれが難しい。
歌人自体も歌について腑に落ちる理屈が言えない人がいる。
そんな中で永田和宏氏や俵万智さんの解くところは分かりやすい。今回、俵万智さんの『短歌入門』を読み返してみたが説得力がある。サラダ記念日の舞台裏の推敲プロセスを披露しながら、腑に落ちるように説明してくれる。この辺は彼女が高校の教師をしており教えることに長けているせいだとおもう。感覚的でなく理性的であり、時に文法用語が出てきてなんとなく学生に戻った気分になる。しかめっ面をせず適当に学問的であるということだ。この辺の硬軟取り混ぜたバランスがよい。正岡子規の『歌詠みに』に言及しているところもおもしろい。というか、わたしが子規の『歌詠みに』を読んだのは万智さんがこの本でかいていたから、読んだと言うことをすっかり忘れていた。
ほかにも優れた歌人がいるが、とりあえず親近感があると言うことで万智さんをしばらくは追っかけてみよう!というのが結論だ。
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