そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

飛鳥寺

2008年04月30日 | 日めくり帖
4/30
「止利仏師作る大仏釈迦如来力強くておはしましけり(会津八一風?)」
「飛鳥寺は前と変わらぬスタイルで観光客に案内したり
(先代の住職はなくなったのだろう)」
「笑みたたえ火傷の痕も修復されて皆のフラッシュうけてたたずむ
(国宝とか重文だとこうはいかない)」
「この寺は蘇我馬子が仏教を最初に入れた最古の寺だ()」
「最盛期伽藍は多く独自なり高麗の様式取り入れたると()」
「孫の代蘇我入鹿は誅される西門出れば首塚があり()」
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柏木〔1〕

2008年04月30日 |  / 源氏物語
4/30
「柏木は身体の調子よくならず患ううちに新年になる()」
「どうせ死ぬ命であれば惜しまれるうちに死ねれば許されるかな()」
「憂くも世に思ふ心にかなはぬか誰も千歳の松ならなくに(古今六帖)」
「夏虫の身をいたづらになすことも一つ思ひによりてなりけり(古今集)」
「徒然にそれからそれへと案じればつくづく思う肩身の狭さ()」
「少しだけ調子がよいと看護する人が離れる隙に文書く()」
「今はとて燃えん煙もむすぼほれたえぬ思ひのなほやのこらん(#1)」
「今日明日の命になりわが身さえ気になさらぬは情けなくとぞ()」
「小侍従も危篤と聞いては悲しくて返事を姫に促しになる()」
「硯など参らせ急けばしかたなく書けばそれ持ちかしこに走る()」
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岡寺

2008年04月29日 | 日めくり帖
4/29
「久しぶりスタンプもらいに明日香なる龍蓋寺へと行ってきました
(七番札所岡寺のこと)」
「阪神で奈良斑鳩の割引のチケット買えど明日香は除外()」
「岡寺の駅からレンタサイクルでよき汗かいて明日香をめぐる()」
「いつにない花や史跡にめぐりあい遺したきこといろいろとあり()」
「岡寺の石楠花が咲く山間に今が見頃で目一杯にする()」
「簡単に祈願成就はさせはせぬ坂登りつつそんな声聞く()」
「暴れたる龍をたいらぐ法力で池に蓋する義淵僧正()」
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能百番〔085 通盛〕

2008年04月29日 |  / まんが能百番
4/29
「阿波の国鳴門で僧が夏籠り思いを馳せて平家弔う()」
「年老いた漁師と妻が舟を出し老いを嘆きつ景勝讃え()」
「経の声聞こえる方に近づけば僧は求めりかがり火欲しと(経を読むため)」
「二人からなれそめ聞ける通盛と小宰相との悲恋の話()」
「その直後突然二人は海の中飛び込み消える波の間に()」
「回向すりゃ武者姿なる通盛と小宰相とが現れ出でる()」
「戦にて引き裂かれたる有り様や一の谷での死を語りたり()」
「弔いによって成仏できたとて感謝をしては消えてゆきたり()」
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若菜・下〔26 〕

2008年04月28日 |  / 源氏物語
4/28
「伸びていた御賀は十二月の十日過ぎやっと決まりて騒がしくなる()」
「紫も二条にいれど騒がしく試楽ときいてじっとはできず()」
「女御には今度も男児出産す長生きをしてよしと思えり
(源氏は遊び相手ができたと)」
「それにつけ衛門督を加えぬは寂しいからと要請をする()」
「いけないと断りたれど父からも行ってはどうかとお勧めになる()」
「上達部集まる前に御簾のうち招きいれては面会なさる()」
「取り澄ましうわべはなにもないごとく振舞いたれど炎燃えたり()」
「早々に源氏のもとを引き下がり東の御殿へ立ち寄りたまう()」
「夕霧がお出しになれる衣装など意見を言いて趣向を添える
(楽人や舞人の衣装)」
「柏木は遊びの途中抜け出して気分が悪く家に帰れる()」
「柏木の父母は騒ぎて連れ帰る落葉の君は嘆き悲しむ()」
「柏木の病が重く心配で御賀のことも多分取り止め()」
「五十なる御寺で誦経したるとか院の寺では大日経を()」
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