ポメラ

12/31
「はじめてのお買い物するネットにてデジタル・メモ機『ポメラ』を篭に()」
「来年の一月十日届くかな来れば何からメモをするかな()」
「だんだんと手書きで文章作れなくなってきたけど巧くもならず()」

すすのがれ

12/31
「年の瀬に掃除を逃れ家を出るはじめて聞いた『煤逃れ』だとり()」
「すべきことせずに掃除を始めたり机の周りきれいになれど・・・
(目的の仕事はせずに)」
「成り行きで晦日も会社出るはめになれどそれほど苦ではないけど
(悲しいかな会社が心地好くなってきたりして・・・)」

契沖と長流1

12/31
「契沖は 放浪の旅 隠せども友・長流へ 二首で知らせり()」
「繁りそふ 草にも木にも思ひ出よ ただ我のみぞ 宿かれにける
(p.72契沖が心友の下河辺長流に送った)」
「郭公 難波の杜の しのび音を いかなるかたに 鳴かつくさん(同上)」

「出でていく あるじよいかに 草も木も 宿はかれじと 繁る折しも(長流)」
「語るだに あかずありしを こと問わぬ 草木をそれと いかがむかはん(同上)」
「時鳥聞き知る人を雲居にて尽くさん声は山のかひやは()」

契沖 Chap.7

12/30
「いまさらに 黒染めごろも 袖ぬれて うき世のことに なかむとやする
(兄の如水の挽歌)」
「ともしびの のちのほのほを わが身にて きゆとも人を いつまでか見む
(兄の如水の挽歌)」
「なには潟 たづの親子の ならび浜 古りにし跡に ひとり泣くかな()」
「わが身今 みそじもちかの しほがまに 烟ばかりの 立つことぞなき()」

年の瀬のエトセ

12/29
「この冬の休みの重なり理想的のんびりしたる年の瀬となる
(12/27～1/4の９連休)」
「職のある人はまだしも首切りに合いたる人は年越し難し()」
「アメリカの恐慌受けて大幅な解雇が続き世状は厳し()」
「日本も昔であればデモをして国会前の占拠もあらん()」
「着ぐるみや垂れ幕に向け靴投げるブッシュは恥辱感じられしか
(イランの記者の靴投げ事件以来流行っている)」