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「頂きにつける美人はふたりなしとにもかくにもきみに夢中だ()」
「市原の王なるはなかなかにおもしろき人例えがよけれ()」
「頂イナダキに著統キスめる玉は二つ無しかにもかくにも君がまにまに
(市原王の歌一首 #3.0412)」
「頂きにつける美人はふたりなしとにもかくにもきみに夢中だ()」
「市原の王なるはなかなかにおもしろき人例えがよけれ()」
「頂イナダキに著統キスめる玉は二つ無しかにもかくにも君がまにまに
(市原王の歌一首 #3.0412)」
6/29
「偶然に古本とればその著者は受戒の時の説教師なり(西村惠信師)」
「二百円払って求むその題は『夢中問答』夢窓の書なり()」
「書の中味夢窓国師が直義の禅についての問に答える
(足利尊氏の弟で直義、尊氏に殺される)」
「弟は兄と性格似ておらず理屈屋さんで疎まれにけり()」
6/29
「一日には千重チエ波敷きに思へどもなぞその玉の手に巻き難き
(大伴宿禰駿河麻呂が同じ坂上の家の二嬢オトイラツメに贈れる歌一首 #3.0409)」
「一日に幾千回と君のこと思ってみてもわがものならず()」
「ここでいう二嬢オトイラツメは嬢イラツメの妹ならんどんな人かな()」