味がでてるとか
いい感じのヴィンテージ感のことを
「やれてる」
って言うんだってー。
なにやらこれは
雑誌「ライトニング」誌上等において
ヴィンテージをこよなく愛するおじさま(おにいさま?)たちが
こぞってお使いになる用語なのだとか。
「やれてるねー」
「やれが出てきたね~」
「やれ感があるねー」
などと活用するんだってさー。
この言葉ちょっとお気に入り。
やれてるって 何をやねん!みたいな。
このウンチク感ぷんぷん漂う暗黙の了解的美学というか。
それでいてカジュアル~な感じがお気に入り。
「やれて」いてカッコイイものは何でしょうかエンジニアブーツ。
ライダースジャケット
男の皮のお財布。
ギターのブリッジ
(ジャガー、グレッチならなお良し)ギターのハードケース
(やれを通り越してボロボロなのも大OK)
包丁
ステンレスキッチン道具
バイクのマフラー(ネイキッドタイプ)
男のデニムのお尻ポッケ(財布の跡) などなど。
わたしの持ち物の中で、一番イイ感じに「やれてる」のはカエルのぬいぐるみー
ボロボロで汚くて愛しいのよー
ギターのハードケースはまだまだ「やれ」が足りないわ。
最近買いたての真っ白のスニーカー(アディダスのスーパースター)をはいてたら
「白すぎる」と
あたりまえであろう!という理不尽な難癖をつけた揚句
隙あらば土足で踏もうとして来る悪友がいたけど
人のスニーカーに勝手にやれ感を出さないで戴きたい。