10代の頃から
原動力はいつも、年上のバンドマンでした。
東京のプロのバンドマンも、京都のバンドマンも。
いつか、追いつくんだ
憧れた人にいつか「お前のギターいいじゃん」と言われるようなギター弾きになろうと
そんなことばかりを考えていた10代でした。
京都のあのバンドと同じくらい売れっ子になって、いつかミューズホールで対バンになるんだ、
または、いつかスライダーズの蘭丸の耳に、私のバンドの曲、私のギターが耳に入る機会が来ないか、、、と
まさに中二病というやつです。
そしてその中二病は
まだまだ終焉を迎えておりません。
いまだに諦めていません。笑
ところで私が今やっているバンドは
ドラム、ベース、ギター(私)、ギターボーカルという編成なのですが
ギターボーカルの人は、そんな年上の人のひとりです。
20年ぐらい前にライブハウスで見て
いかすなーーーと思っていたギターボーカルさんです。
去年「ギター弾いてくれない?」と声かけてもらってやっています。
最近、中二病が少し報われる瞬間が訪れました。
ギターボーカルから
「あんた、やるじゃん」
と、たったひとことの謎のLINEが来て
「何が?!なんか送信先まちがってませんか?」返信したら。
スタジオ録音を聴いてたら
リフも、音色も、アレンジもいい
これからもどんどんアイデア出して
と、書いてあった。
少なくとも20年前は、一緒にバンドやれるような人ではなかった人に認めらること。
それは私にとって
例えば世界のエリッククラプトンに褒められるよりも嬉しい。
中二病の未来予想図は
予定よりそれはもう、大幅に大幅に大幅に 遅れながらも
超低速でじわじわ実現中。