今日、グループLINEの招待メッセージが届きました。
卒業して32年、50歳になる今年
高校の同窓生のグループラインが新しくできたようです。
参加するか迷いました。
はずかしながら、高校の雰囲気になじめず
早く卒業したい一心の3年間だったので、、
『花より男子』というドラマをご存知でしょうか。
「一般庶民家庭の平凡な女子高生・牧野つくしが
ひょんなことからお金持ち学校、神話学園に編入することに」
というストーリーだそうですが
京都のご令嬢が小学校から通う某学院に
高校から入学したわたしたちは、リアルにその感じ。
あれはフィクションではなく実在する世界、
疎外感はものすごかったです。
その一方で、庶民とフランクに交流するお嬢様もいました。
先生にナイショでお嬢様と繰り出した夜の街、
酔いつぶれて帰れなくなったお嬢様を庶民の家(うち)に連れ帰ったり。
お嬢様なのに、ガラの悪いライブハウスにライブを見に来てくれたこと。。
今思えば、良いこともたくさんありました。
お嬢様たちと過ごした3年間。
教室でのちょっとした会話を、今でも断片的にたくさん覚えています。
思い出すと、それはとても平和な風景です。
わたしのような隠キャラがグループLINEに入ったとて
「誰?」となること請け合いですが
あえて参加させていただくことにしました。
なんだか、ここで招待(ご縁)を
わざわざバッサリ断るような生き方をしたくないと思って。
ふんわりとどんなことも、対応して生きたいなぁ。
高校を卒業してから、
目の前の目標を追いかけて、極端に過去を捨て去って生きてしまいました。
グループLINEの参加ボタンを押してみたら
探したくても連絡の取りようもなかったともだちがいました。
お互い今も生きてるんだということがうれしかった!!
小さなことでも
後悔をしない選択をしようと
去年から思うようになりました。
今までもそう思ってはいただろうけれど
その精度が上がって、切実にそう思うようになりました。
そんなお年頃かもですね。