阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

逆境で発揮した力-浅田真央&安藤美姫選手

2007年03月25日 01時21分44秒 | スポーツ
 今日は久しぶりに政治以外の話題で書きます!

 日中は引越しの準備やホームページの更新をしながら過ごしましたが、夜は、フィギュアスケートの世界選手権を観ました。テレビをつけながら更新作業をしていたのですが、思わず手を止めて見入ってしまいました。本当に感動的なシーンの連続でしたね。特に浅田真央選手の演技、そして、演技後の表情にはひときわ惹きつけられました。

 昨日のショートプログラムで失敗。今日は大逆転で勝つことを祈りながら観ていました。まるで天使が遊んでいるかのような異次元の演技。でも、滑り終わった後で見せた涙に、彼女が背負い、闘ってきたプレッシャーの大きさを感じました。このようなプレッシャーの中でここまで力を発揮してくれたことに本当に感動しました。

とは言え、フィギュアスケートのような競技では、優勝候補が力を出し切って勝つのは本当に難しいことですね。圧倒的に観衆の心を魅了したように見えましたが、僅差の銀メダルに終わりました。

 でも、安藤美姫選手が優勝。本当に良かったですね。浅田真央選手に比べると、今回はプレッシャーが少なかったようにも見えましたが、期待されながらのオリンピックでの挫折、さらに全日本選手権での怪我といくつかの挫折を乗り越えて最高の結果を出した精神力に拍手を送りたいと思います。わずか0.57点差。真央ちゃんファンの私としては少し残念でしたが、ショートプログラムから、ノーミスの演技を続けた安藤選手は金メダルに相応しいと思います。
 
 また、真央ちゃんにとっても、これはさらに素晴らしい選手になるために与えられた試練だと思います。人生は上手くいかないことの連続。失敗をどう生かすか、負けをどのように乗り越えるか。これからの彼女にも注目していきたいと思います。

 4年ほど前、長野にスキーに行った帰り、NHK杯を終えたフィギュアスケートの選手が新幹線に乗り込んできました。ソルトレークシティーオリンピック代表の恩田美栄選手が隣に座り、安藤選手もすぐそばに。まだ小さかった真央ちゃんもいてビックリでした。多くのファンが集まり、一緒に写真を撮ったりしていたのですが、私は緊張のあまりずっと隣に座っていながら声をかけることができませんでした。あぁ、もったいなかったぁ。精神力の弱さ、克服しなくては!
 
 私にも、期待と責任を背負って闘う場が再び与えられました。政治の世界はスポーツとは違い、自分の能力を超えたところで結果が左右される部分が大きいかもしれません。しかし、誰よりも努力しなければ結果も伴いません。再びチャレンジできるよろこびと使命感を胸に、最初から全力で走ります。