阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

星野ジャパン惨敗-「変える勇気」の大切さ

2008年08月24日 00時56分11秒 | 政治
 今日は終日、海南市下津で訪問活動をしました。時に小雨が降る中、みかん農家を中心に200軒あまりをまわりました。燃料代の高騰、後期高齢者医療制度が将来への不安を増大させていることを、今日も痛感しました。「ホンマに頑張ってよ!」涙ぐんで手を握って下さる方が何人もいました。

 (写真は今日私が訪問した地域です。後ろの山も一面みかん畑です!)


 さて、野球日本代表、惨敗でした。「金メダルしかいらない」星野仙一監督のファイトに期待していたのですが、銅メダルにさえも届きませんでした。優勝した韓国と米国には連敗の4勝5敗。無様な結果です。

 思えば選手選考の段階から???の連続でした。故障中の選手、そして、今季は不調の選手を過去の実績で選んだのは全く不可解でした。なぜ上原なのか? なぜ今季絶好調の岩隈を選ばないのか? また、スモールベースボールを標榜しながら、切り込み隊長であるべき川崎や西岡は故障で十分機動力も使えないのですから相手が嫌がる攻撃はほとんどできませんでした。

 さらに絶対的エース・ダルビッシュ投手の位置付けも不可解でした。前日のソフトボールでは、上野投手が2日間で413球を投げる活躍で金メダルを取っただけに、22歳のダルビッシュには準決勝・決勝での獅子奮迅の活躍を期待していました。それが、決勝トーナメントに入ってからは結局勝負どころで使うことさえできませんでした。決勝トーナメント進出を決めた後の予選リーグアメリカ戦での登板は、いったい何だったのでしょう? 準決勝の韓国戦。2-2の8回、最大の山場で全く通用していなかった岩瀬を投入したのも納得できません。案の定打たれ、金メダルの夢は潰えてしまいました。ここはダルビッシュを投入すべきではなかったか?

 「日本チームは大会期間中だけ調子が悪かった」との星野監督のコメントには失笑です。それを調整させるのが監督の役割なのに!

 オリンピック予選を共に闘い勝利を掴んだ仲間に期待したい気持ちはわかります。しかし、現状を認識し、最善のチーム編成、戦術に変える勇気を監督が持てなかったこと、それが最大の敗因だったように思われてなりません。

 2003年の感動をもたらしてくれた大功労者、闘将星野仙一。暗黒時代のトンネルさえも見えなかった阪神タイガースを闘う集団に変えてくれた手腕は見事でした。しかし、2009年のWBC(ワールド・ベースボールクラシック)に向けては短期決戦で勝てる戦術、決断力を持った監督への交代が必要でしょう。

 星野ジャパンのオリンピックの惨敗は大きな失望ですが、教訓も残してくれました。変える勇気の大切さです。次回の衆議院選挙において政権選択を誤ると私たちの生活、そして未来を守ることができなくなってしまいます。本当に自民党中心の政権のままでいいのか? 次の世代のためにも今度こそ変える勇気が必要ではないでしょうか。 

 明日も一日中訪問活動を行います。 

 
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