阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

私の選挙区での被災状況を調査

2011年09月10日 23時14分45秒 | 政治

 今日は、私の選挙区(和歌山2区)の被災地を歩き、周辺の方々にお話を伺いました。


 写真①



 私の父が育った家の前で。子どもの頃、私自身もよく川遊びをした海南市野上新の貴志川の様子です。「山橋」の下の部分は護岸工事がされていましたが、コンクリートの部分が粉砕され、周辺はなぎ倒され流された木々が散乱していました。


 写真②



 紀の川市の市営住宅にて。かつて挨拶まわりで訪問したことがありますが、今回の台風では1メートル近くも浸水し、部屋の中は水であふれていたそうです。悲嘆にくれながらようやく片づけ終わったばかりとのこと。衛生状況への懸念から、扇風機を回して床下を乾かしていました。この後は避難所へ移動し、市への要望事項、また、国として可能な支援方法について話し合いました。


 写真③


 
 午後は自転車に乗って被災地をまわりました。自転車での訪問は誤解されることもありますが、こちらの身元が明らかなので、多くの方が要望や苦情、激励の声を掛けてくれます。紀の川市の桃源郷マラソンや消防出初式などで何度も使った河川敷の野球場はバックネットが傾き、流木や草がからみついていました。土が入り整備されていたグランドも、まるで川底のようになっていました。


 明日は再び和歌山南部、そして三重県の被災地を視察予定です。